2003/11/28

抑制作型キュウリの総括


 福地農園では11月27日に450坪ハウス、28日に200坪ハウスの抑制作型キュウリの根を引き抜き、栽培を終了させました。

 今年の抑制作型は冷夏から出発したためその後の生育が心配されましたが、私が就農して以来7回目で、出荷箱数が過去7年で最多を記録しました。9月以降の天候が安定していたことと、硫黄蒸散器を導入したおかげでうどんこ病の被害がなかったこと、またその余った農薬使用回数をべと病やかっぱん病予防の農薬散布に振り替えられたことが大きかったと思います。昨年、初めての減農薬栽培で11月中旬にかっぱん病で全滅してしまい涙をのんだ経験が、ようやく今年に生きました。しかし売上高の方は、10月前半を中心に相場が低迷しましたので、思うほどには伸びず、平年並みになりました。まあ、よしとしましょう。


抑制キュウリ最後の姿

 

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