2001/11/30

初のPCウイルス襲撃を受ける


 11月29日、福地Web農園のPCにコンピューターウイルス付きのメールが初めて送られてきました。しかし当方では、ウイルスバスター2001(トレンドマイクロ)を導入してあったので、水際で感染は防がれ、ただちに隔離→削除されました。

 送られてきたPCウイルスは、「WORM_BADTRANS.B」という名前で、ワームに分類される「トロイの木馬型」不正プログラムです。自身のコピーをメールに添付して送信し、ネットワーク上で自己増殖するワーム活動を行います。また、侵入したマシン上でのキー入力を記録するハッキングツール的活動も行います。以前のPCウイルスは、メールに添付されてくるファイルを実行することで感染していましたが、このワームは流行した「ニムダ」ウイルス同様、 Internet Explorer のセキュリティホールを利用しメールをプレビューしただけで活動を開始する「ダイレクトアクション活動」を実現しています。メールの添付ファイルが実行されなくともメールがプレビューされたりオープンされるだけでメールの添付ファイルが実行されワームが活動を開始するというたちの悪さです(詳細はトレンドマイクロのサイトへ)

 メールの送信元は、サーバはニフティ、アカウントは個人名でしたが、おそらく彼は感染したことも知らず、被害者がいつの間にか加害者になってしまっているのでしょう。便利な物が開発されると必ずそれを悪用しようとする者が現れる・・・人類はいつまでこのような愚行を繰り返すのでしょう。

  それにしても今から4年前、秋葉原をぶらぶらしていたら、看護婦のコスプレ姿のキャンギャルにつられて、「ウイルスバスター97」を衝動買い。それから毎年3,000円強のサポート更新費を払い続けてきました。しかし一向にPCウイルスとは無縁・・・・「意味ねぇなぁ」なんて思い始めていた矢先の今回の出来事でした。自動車の任意保険と同じで、今は心から「入ってて良かった」と実感しています。

 今後インターネットの世界も本格的に常時接続時代を迎えると、このようなウイルス対策ソフトの重要性はさらに増すと思います。この記事を読んでまだ導入されていない方は、これも何かの縁ですからお早めに導入の検討をされた方がよいと思います。「ウイルスバスター」や「ノートンアンチウイルス」などの有料パッケージの方が信頼度は高いですが、フリーソフトの中にも英語版ながら「AVG Free Edition」のような優れたものがあります。

   

ウイルスバスター2001

 

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