北海道の有珠山が３月３１日に噴火して以来、周辺の皆様の避難が長期的に続く事態になりました。特に周辺の野菜農家や酪農家の皆様が、自分の育てた作物や家畜を見捨てざるを得なく、生活の基盤が失われつつあることをニュースで聞き及びますと、その口惜しいこと同業者としてとても他人事とは思えません。日本海のナホトカ号重油流出事故、所沢のダイオキシン騒動、東海村の臨界事故でも同様でしたが、農林漁業というものがいかに不安定な基盤なものの上に成り立っているか再認識させられます。
ひるがえって、私個人に何ができるだろうと考えたとき、「義援金を送ろう！」と思い立ちました。この記事を見てもしご賛同される方がいらっしゃいましたら一緒に行動しましょう。「偽善」と思われたっていいじゃないですか。この世の中、困っている人に手を差し伸べることは、実は将来の困っている自分に手を差し伸べていることになるのですから。
義援金の取扱窓口については以下のサイトをご覧ください。とりあえず５月２日までの募集だそうです。またこの期間は送金の手数料は免除されるそうです。
http://www.hokkaido.jrc.or.jp/new_page_1_1.htm
