2008/3/27

県施設果菜類品評会にて銅賞受賞!


 去る3月21日、群馬県内の温室で生産されたキュウリやトマトなどの出来栄えを競う「第25回群馬県施設果菜類品評会」(群馬県、全国農業協同組合連合会群馬県本部、群馬県園芸協会主催。群馬県農業協同組合中央会、上毛新聞社、群馬テレビ株式会社後援。)が、群馬県庁で開催され、当農園の促成キュウリ(品種:久輝)が『銅賞』に輝きました。


審査の様子(群馬県公式サイトより)

 板倉町から県庁所在地である前橋までは車で2時間以上かかるため、出品するキュウリを板倉町役場に朝7時30分までに持って行くことになっていました。しかし前日が雨で太陽光不足であり、当日の早朝暗いうちに収穫して箱詰めするのでは細めのキュウリになってしまい、色も淡い緑色になって見栄えが劣ってしまいます。そこで、鮮度はマイナスになるものの、前日にあらかじめきれいに箱詰めして用意していたキュウリを出品することにしました。前橋近辺の産地ではキュウリの移動時間が少ないため、こういった心配がなく、鮮度の良い物を出品でき、また定植時期もこちらより1ヶ月ほど遅いため樹が若く、果実形状も整っているというアドバンテージがあります。

 品評会開催要項によると、入賞率はおおむね出品点数の3分の1ということなので、上記したようなアウェー状況の中での『銅賞』受賞は一定の価値があると思います。板倉町からは唯一の入賞ということなので、キュウリの名産地・板倉の名誉を守った点も大きいと思います。私にキュウリの作り方をご指導くださった農家の諸先輩方、JA職員の方々、取引業者の方々など、たくさんの関係者の皆様に深く感謝いたします。しかし銀賞、金賞とまだまだ上があることも紛れもない事実でありまして、「未だ木鶏たりえず」の心境であり、更なる精進を重ねていく所存でございます。

 なお、今回の受賞を記念いたしまして、4月から今の促成作型終了(6月末)まで、キュウリ全品表示価格より100円引きキャンペーンを実施いたします。この機会に、ぜひ群馬県で銅賞を獲得したキュウリをご堪能ください。

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