第53回有馬記念 中山競馬場 芝2500m | |||||||||
|
グランプリ有馬記念。ウオッカ、ディープスカイは不参加だが、昨年の1、2着馬が揃い、それなりの形は整った。近年の有馬記念はサンデーサイレンスの天下であり、まず産駒が4連勝中であること。’05年は1〜3着まですべてがSS産駒。’06年は1着、3着が父SSで、間の2着は母父がSS.。’07年も1着、3着がSS産駒で、2着は父アグネスタキオン(SS直子)。この法則に則れば、おのずと’08年の答えは見えてくる。 | ||||||||
|
|
マツリダゴッホ | |||||||
SS直子。昨年9番人気であっと言わせたディフェンディングチャンピオン。中山コースは<7111>と適性はドンピシャ。前走JCは不得意といわれる府中で、府中を得意とするウオッカとタイム差無しの4着は、充実の証。 | |||||||||
|
|
エアシェイディ | |||||||
SS直子。今年のAJCC(中山2200m)を制しており、この馬は典型的な冬馬。寒い時期は3割り増しでよく走る。 | |||||||||
|
|
ダイワスカーレット | |||||||
父はSS直子のアグネスタキオン。天皇賞(秋)は今年のベストレースといってよく、4cm差の2着は勝ちに等しかった。ただし、昨年より2キロ増と、距離適性に疑問があり、1番人気でも▲に落とした。 | |||||||||
|
|
スクリーンヒーロー | |||||||
母父がSSで、父は有馬を連覇したグラスワンダー。骨折放牧あけから馬に身が入り、前走ではJCをも制してしまった。有馬記念は6年連続外人騎手が3着以内に入っており、デムーロの手綱さばきに期待。 | |||||||||
|
|
フローテーション | |||||||
父は有馬記念でグラスワンダーと死闘を演じたSS直子のスペシャルウィーク。晩成型で、まだ底を見せていない。こちらも騎手は外人のルメール。 | |||||||||
|
[馬連] [3連複] |
||||||||
第53回有馬記念 中山競馬場 芝2500m | ||||||||||||
|
|
|
|
|
|
|
|
|||||
|
|
ダイワスカーレット |
13 |
260円 |
13 |
130円 |
13-14 |
29490円 |
6-13-14 |
192500円 |
13-14 |
7160円 |
|
|
アドマイヤモナーク |
|
14 |
2280円 |
|
|
6-13 |
1360円 |
|||
|
|
エアシェイディ |
8-8 |
18640円 |
6 |
600円 |
13-14 |
33490円 |
13-14-6 |
985580円 |
6-14 |
28200円 |
エアシェイディの3着は会心の予想でしたが、マツリダゴッホが「あれっ?」な結果(12着)で私の今年のGI予想は有終の美を飾れませんでした。 ダイワスカーレットが37年ぶりの牝馬Vを果たしたことは立派ですが、それより最も驚いたのは最低人気で2着に入ったアドマイヤモナークです。連続2桁着順に騙されましたが、仕掛ける位置取りが後ろだっただけで終いの脚はしっかりしていたし、GI馬に1秒以内しか負けていないし、有馬と同舞台の日経賞は3着だし、等々・・・好走する要素はいくらもあったんですね。 2008年の年度代表馬はどれになるのでしょうか?GI2勝馬はウオッカとディープスカイですが、2008年を象徴した「牝馬」に与えてほしいと思います。 |