第40回スプリンターズステークス 中山競馬場 芝1200m | |||||||||
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秋のGIシリーズは電撃の6ハロン戦からスタート。世間的にはディープインパクトが出走するフランス・凱旋門賞の方に注目が集まっているが、日本でのGIレースには逆に、有力と評価されている外国馬が4頭も参戦してきた。国内勢のレベル低下は否めないが、昨年の覇者サイレントウィットネスは調子を崩したままであり、セントウルSでいきなり2着したテイクオーバーターゲットと接戦を演じた英国2騎(レザーク、ベンバウン)は日本の高速馬場への適性が未知数ときている。外国馬がこんなに人気なら敢えて、先行する外国馬を直ぐ後ろで待機できる国内の先行馬を中心に狙いたい。 | ||||||||
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メイショウボーラー | |||||||
芝戦で頭打ちとなりダートに活路を求めたが、もともとは皐月賞3着、NHKマイルC3着馬であり、今の国内のスプリントレベルなら充分通用する。中山コースの実績は<0210>で複勝圏はキープしており、前で引っ張る外国馬が息切れしたところをこの馬が抜き去る。 | |||||||||
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ステキシンスケクン | |||||||
前走京成杯AHをまんまと逃げ切り、快足ぶりを見せつけた。マイル重賞を2つ制しているが、6ハロン戦でも<1100>と連はハズしていない。中山との相性も良く(<1101>)、後半の粘りの走りが勝負の鍵。 | |||||||||
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オレハマッテルゼ | |||||||
今春の高松宮記念を制した現在のスプリント王。ここ数年はビリーヴ、デュランダル、アドマイヤマックスとサンデーサイレンス産駒の活躍がめざましく、この馬はやはり無視できない。 | |||||||||
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チアフルスマイル | |||||||
▲と同じサンデーサイレンス産駒であり、前走キーンランドCでマークした33秒台の末脚は脅威。今夏のスプリント戦線は牝馬の活躍がめざましく、中山と相性の悪いシーイズトウショウよりはこちらに注目。 | |||||||||
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[馬連] 4、7、15、16のBOX 以上6点均等買い |
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第40回スプリンターズステークス 中山競馬場 芝1200m | ||||||||||||
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テイクオーバーターゲット |
13 |
420円 |
13 |
180円 |
4-13 |
5920円 |
2-4-13 |
569750円 |
4-13 |
1770円 |
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メイショウボーラー |
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4 |
570円 |
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2-13 |
23110円 |
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タガノバスティーユ |
2-7 |
660円 |
2 |
3680円 |
13-4 |
10590円 |
13-4-2 |
2637570円 |
2-4 |
26220円 |
単勝1番人気のオーストラリア・テイクオーバーターゲットが2馬身半差の圧勝劇を演じました。2着には私の◎であり、単勝10番人気のメイショウボーラーが入りました。そしてもっと驚きは、単勝16番人気(=最低人気)のタガノバスティーユが3着に滑り込み、3連複、3連単、ワイドは大きい配当になりました。 私の外国馬の見立ては、まあまあでした。外国馬の中ではテイク→サイレント→英国2騎の順であり、やはり欧州でいくら強い馬を日本に持ってきても、即通用するわけではないということです。今回の結果を見ても、豪州や香港馬は日本の馬場に合っているようです。 逆に日本で最強と言われているディープインパクトが先ほど凱旋門賞で3着に敗れました。しかし私に言わせれば、日本の硬い馬場で高いパフォーマンスを示した米国血統のディープにしては、よく頑張った方だと思います。欧州で勝ちたいのであれば、サドラーズウェルズあたりの血が必要でしょう。 さて、低レベルが懸念された日本勢ですが、10番人気(国内7番人気)、16番人気馬(国内12番人気)が先着したあたりが、それを如実に物語っていると思います。日本のスプリント界はドングリの背比べのような混沌とした戦いがまだまだ続きそうです。 |