<レース予想>

第49回有馬記念  中山競馬場 芝2500m

レース傾向
暮れのグランプリ。泣いても笑っても今年最後のGIレース。天皇賞(秋)→JCと連勝したゼンノロブロイは今回の有馬記念で優勝賞金1億8千万円と3連勝ボーナス2億円を狙う。昨年3歳時ですでに3着しており、本格化した今年は堂々の1番人気を背負うが、この3連勝を成し遂げたのは過去テイエムオペラオーのみで、JCで好走しても見えない疲れで敗れていった馬が多数いる。そのゼンノの後方で追走する作戦をとるというコスモバルク。欧州遠征後の調子がいまいち上がってこないと報じられている気分屋タップダンスシチー。この2頭の位置取りがレース展開を左右しそう。もしこの2頭がやり合えば、人気はゼンノで断然でも、好位につけれる先行力と、かつ末脚のしっかりした瞬発力を兼ね備えた馬が台頭する素地は十分にある。

10番
デルタブルース
菊花賞から一躍成長を見せ、JCで出遅れても3着を確保。中山2500mは3走前にすでに経験済みで、4、5番手につけてから34秒台の末脚を繰り出せばゼンノを振り切れる可能性あり。

1番
ゼンノロブロイ
神戸新聞杯圧勝後に菊花賞でころっと負けたように、JCがあまりにも勝ちすぎたか・・・・。それでも馬券対象から外れる確率は低く、必ず押さえなければならない一頭。

8番
ダイタクバートラム
昨年の天皇賞(春)では1番人気に支持されたステイヤーに日本一の騎手・武豊が騎乗すれば、何らかの抵抗を見せてくれるだろう。ここ2走は33秒台の脚が使えているのが復調の兆し。

6番
シルクフェイマス
天皇賞(秋)10着で人気を落としているが、その分、秋はまだ2戦目で馬体はフレッシュそのもの。叩き2戦目<2000>、天皇賞(春)3着、宝塚記念2着の実績を考えれば当然怖い1頭。

馬券作戦

  [単勝]
  
10  80%

  [3連単]
  
10−1−8 5%  10−1−6 5%
  1−10−8 5%  1−10−6 5%


<レース結果>

第49回有馬記念  中山競馬場 芝2500m

着順

馬番

馬  名

単 勝

複 勝

馬 連

3 連 複

ワ イ ド

ゼンノロブロイ

1

200円

1

120円

1-9

1240円

1-6-9

5860円

1-9

570円

タップダンスシチー

枠 連

9

270円

馬 単

3 連 単

1-6

690円

シルクフェイマス

1-5

570円

6

360円

1-9

1860円

1-9-6

24760円

6-9

1750円

※結果は主催者発表のものと照合してください。


<反省文>

 4頭の馬に印を打って、すべて掲示板に載りました(◎5着、○1着、▲4着、△3着)が、馬券はやっぱり外しました。それになんと今年はGIレースが一つも当たりませんでした。GIレースを除けば、年間回収率も100%を超えているのですが・・・全レースでは74%となってしまいました。

 勝ったゼンノロブロイが強いのは言うまでもないのですが、完調に至っていないタップダンスシチーが半馬身差しか負けなかったのはあらためて現役最強馬だということを認識いたしました。「福地の勝手にランキング」では1位の座はまだタップのものです。