第33回高松宮記念 中京競馬場 芝1200m | |||||||||
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春のGIシリーズはまず短距離王決定戦の高松宮記念。密かに一昨年から国際レースになっていたもののこれまで外国馬の参戦はなかった。しかし今年はイラク戦争の影響でアメリカ馬が2頭(同厩舎・同馬主)、ドバイからこちらに矛先を変えてきた。この2頭の作戦が日本の大将(ショウナンカンプ)の走りにどう絡むかが注目されている。エコーエディが逃げるショウナンカンプを突っつき脚を使わせ、その後ろで待機するディスタービングザピース(武豊騎乗)が差しきるというのが彼らの勝利の方程式。果たしてその通りとなるのか、大いに疑問である。ならばむしろ高松宮記念の連対馬の傾向として、国内の馬で1400m以上の重賞実績のある馬を狙いたい。 | ||||||||
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ショウナンカンプ | |||||||
前年のチャレンジャーの立場から今年は王者としてこのレースに臨むが、臨戦ステップ、体調、馬場条件はすべて昨年より良好であり、他の国内馬との勝負づけもすでに済んでいる。外国馬はやってみなけりゃわからない部分はあるが、おそらくショウナンカンプのスピードにはついていけないだろう。 | |||||||||
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アグネスソニック | |||||||
NHKマイルカップ(1600m)で2着があることからこのレースへの適性があり、前走久々の6ハロン戦(阪急杯)でも3着したことからスプリント戦でもめどが立った。今回は2戦目で速いペースにも慣れたことだし、鞍上デムーロの手綱さばきが見もの。 | |||||||||
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ネイティヴハート | |||||||
スワンステークス(1400m)で3着があり、前走オーシャンステークスの差し脚は1頭だけ違っていた。昨年2着のアドマイヤコジーンはコジーン産駒だが、ネイティブハートの父スターオブコジーンもまたコジーン産駒であり、血統的背景も後押しする。 | |||||||||
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リキアイタイカン | |||||||
スワンステークス(1400m)2着、マイルチャンピオンシップ(1600m)3着の立派な実績でこの低評価なら食指が動く。元々このレースは差し差しで決まるのが普通であり(昨年は行った行った)、ショウナンを追った前の馬たちが総崩れになれば必然的に浮上する。 | |||||||||
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[馬連] 2−17 40% 2−13 40% 2−15 20% |
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第33回高松宮記念 中京競馬場 芝1200m | ||||||||||||
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ビリーヴ |
1 |
1010円 |
1 |
370円 |
1-8 |
320円 |
1-18 |
7340円 |
1-18 |
1220円 |
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サニングデール |
18 |
210円 |
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1-15 |
4070円 |
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リキアイタイカン |
15 |
590円 |
1-18 |
3520円 |
1-15-18 |
31580円 |
15-18 |
1960円 |
ショウナンカンプがなぜ惨敗したのか・・・・わかりません。なんとしてもわかりません・・・。外国馬エコーエディがショウナンカンプに絡めないこと、武豊騎乗のディスタービングザピースは相手にならないということまでは読み通りでしたが(だいたいこのご時世に『平和を破壊する』なんていう名前の馬が勝てるわけないっつーの)、ショウナンカンプはなぜあそこで失速してしまったのでしょう?またひとつ競馬の不思議の穴に落ち込んでしまいました。 ビリーヴは4角絶好の手応えからじっくり追い出した完勝でした。前走9着から、牝馬が一度体調を崩すと建て直すのに1年くらいかかるという定説を信じてばっさり切りましたが、陣営が馬体回復に全力を尽くした結果だと思います。安藤勝己騎手は中央のGIを勝ちたいがために、JRAの騎手試験を2年越しでパスし、とうとう大願成就となりました。武豊に対抗する騎手として今後もがんばってもらいたいものです。1年の半分もフランスに行ってる奴に最多勝を取らせちゃいかん! サニングデールは大外枠を引いた時点で○候補から無印にしましたが(オッズが低かったこともある)、3戦3勝の中京はやはり合うようですね。それにしてもビリーヴ→サニングデールの馬単が70倍以上つくなんて信じられません。まさに盲点でした。 私の△リキアイタイカンが頑張り3着に入りました。ペタジーニの外野守備よりは信頼度が高いとは思いましたが、善戦したくちでしょう。 |