<レース予想>

第64回オークス  東京競馬場 芝2400m

レース傾向
3歳牝馬の頂上戦。今年参戦したGIは全勝のサンデーサイレンス産駒がここでも1〜3番人気を占めた。良血アドマイヤグルーヴは後述するとして、阪神JF以来となるピースオブワールドはレース勘が鈍くなっており久々はどう考えても割り引き。桜花賞馬スティルインラブは桜花賞−オークス2冠馬は9年間出ていないという消しのデータを重視する。直線がさらに延びたニュー東京競馬場で、府中の申し子「トニービン」の血脈が爆発すると当欄はよんだ。

2番
アドマイヤグルーヴ
父サンデーサイレンス、母オークス馬エアグルーヴ、母父トニービン、騎手武豊とくれば、まさにこのオークスを勝つために産まれてきたような馬。当然陣営もこのレースを目標に長い距離で牡馬との混合戦を経験させてきた。桜花賞は出遅れて、3着までにしか届かなかったが、末の脚はきらりと光っていた。

13番
マイネヌーヴェル
ここ2年は関東馬がオークスを制しており、関東の筆頭にはフラワーカップで強烈な差し脚を見せたこの馬を指名する。こちらも千八以上の距離を使われ続け、前走桜花賞10着はマイル適性の問題で度外視していい。大舞台でこそのブライアンズタイムの血が騒ぐ。

15番
メモリーキアヌ
今日の目黒記念でもトニービン産駒のレディパステルが牡馬相手に2着したように、府中の芝戦と言えばトニービン産駒。出走17頭中トニービン産駒はこのメモリーキアヌ1頭のみ。スイートピーステークスでの34.3秒の鬼脚が再現できれば一発あってなんらおかしくない。

1番
ポップコーンジャズ
前走スイートピーステークスでは7番人気ながら▲の2着。父がSS直子のダンスインザダークで母父トニービンということは、◎と血統的背景はさほど違わないということ。穴を狙うならここしかない!

馬券作戦

 [馬連]
   
2−13 35%  2−15 30%
  
13−15 10%

 [3連複]
  
2−13−15 10%  1− 2−13 5%
  
1− 2−15  5%  1−13−15 5%


<レース結果>

第64回オークス  東京競馬場 芝2400m

着順

馬番

馬  名

単 勝

複 勝

枠 連

馬 単

ワ イ ド

スティルインラブ

3

560円

3

200円

2-8

6050円

3→17

33950円

3-17

5770円

17
チューニー    

17

1980円

馬 連

3 連 複

3-14

3210円

14
シンコールビー    

14

1240円

3-17

24480円

3-14-17

95530円

14-17

23330円

※結果は主催者発表のものと照合してください。


<反省文>

 終わってみればサンデー−サンデーで決着となりました。最初に馬柱を見たとき、内枠(馬番2〜3番)に人気の高いSS産駒が集まり、外枠に(馬番16〜18番)人気薄のSS産駒が固まっているのを発見し、これなら枠連2−8が面白いな!と直感したんです。ところがその1秒後にはトニービンを探していました・・・。よって、はずれ。ここまでかすりもせずにはずれると、かえってすがすがしいね。さあ、来週はダービーです。