第63回菊花賞 京都競馬場 芝3000m | |||||||||
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クラシッック最後の1冠。すべての馬が未経験の3000mの長丁場。ダービー馬の引退、トライアル勝ち馬の回避で大混戦となり、高配当の臭いがぷんぷんする。菊花賞というレースは3コーナーの下り坂から長くいい脚を使える馬に有利であり、ロングスパートの出きる馬に注目したい。また、菊花賞に限らず長距離レースはベテランジョッキーを狙うのも定石。 | ||||||||
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ローエングリン | |||||||
宝塚記念で古馬と互角に渡り合った実力は本物であり、2000mよりも長い距離で走るタイプだから、前走の神戸新聞杯の14着大敗は無視して大丈夫。昨年マイネルデスポットあたりでも2着に逃げ粘れたのだから、さらに弱い今年のメンバーならこの馬が楽に逃げ勝つ。シンボリクリスエスの回避で鞍上にベテラン岡部が巡ってきたのも追い風。 | |||||||||
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ダンツシェイク | |||||||
◎ローエングリンと同じシングスピール産駒で血統的には長距離は問題ない。前々走の準オープンで出した1分59秒4は翌日の神戸新聞杯のノーリーズンより斤量で3キロもらいだったとはいえ0.1秒速く、前走でもラスト3ハロン33.7秒という一瞬の切れ味ではない長くいい脚を使えている。鞍上もベテラン河内を確保。 | |||||||||
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ヤマノブリザード | |||||||
春シーズンはパッとせずに終わってしまったが、夏に充分休養して、馬体がリフレッシュされた。セントライト記念は4着だったが、上がりはメンバー最速の34.2秒を記録し、まさに菊のための試走を完了した。鞍上も関東リーディングの柴田善で問題なし。 | |||||||||
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ノーリーズン | |||||||
ブライアンズタイム産駒や皐月賞馬が過去の菊花賞でどれだけ活躍しているかを考えると、ましてやGI連勝中の武豊騎乗となると、人気しすぎだとは思っても無印には出来なかった。 | |||||||||
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[馬単] [3連複] |
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第63回菊花賞 京都競馬場 芝3000m | ||||||||||||
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ヒシミラクル |
2 |
3660円 |
2 |
880円 |
1-4 |
8390円 |
2→7 |
182540円 |
2-7 |
20170円 |
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ファストタテヤマ |
7 |
2250円 |
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2-14 |
3680円 |
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メガスターダム |
14 |
330円 |
2-7 |
96070円 |
2-7-14 |
344630円 |
7-14 |
12170円 |
スタート直後に1番人気ノーリーズンがまさかの落馬。目標を失った各馬が困惑している中、ローエングリンとダイタクフラッグがかなり速い逃げを敢行し(時計的には速くなくても馬場が渋っている中なので相当力を使った)、結果としてこの2頭は大差で最後に入線になりました。4コーナーではヤマノブリザードがいい手応えでまくっていきましたが、直線で失速(9着)。変わってダンツシェイクも直線に向いてから外を伸びてきましたが、ファストタテヤマの伸びにはとてもかないませんでした(8着)。勝ったヒシミラクルはサッカーボーイ産駒ということで京都競馬場で荒稼ぎしている菊花賞馬ナリタトップロードと同じでした。8分の3の抽選をクリアして出走にこぎつけたのですから、まさに「ミラクル」です。 今週も秋華賞に続き、私の予想はかすりもしませんでした。まあここまで大荒れになると、この方が気持ちがせいせいしますが・・・。2着に来たファストタテヤマはノーリーズンとどちらを△にするか最後まで迷った馬でした。私は皐月賞以来この馬をずっと買い続けてきました。ダービーも札幌記念も・・・。札幌記念などは来週の天皇賞(秋)で人気するであろうテイエムオーシャンを差し置いて、この馬を頭に馬単5点流しをしたりしました。こんなに大事に育ててきた(?)馬なのに、「なんで買わない時に来るのぉ?」。まあ、ファストタテヤマにしてみれば「なんで来る時に買わないのぉ?」ということなのでしょうが・・・。 |