第53回朝日杯フューチュリティステークス 中山競馬場 芝1600m | |||||||||
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馬齢表記変更に伴い、これまでの「朝日杯3歳ステークス」から「朝日杯フューチュリティステークス」に改名して1回目。馬場、距離はこれまでと同じで、最強2歳牡馬決定レースの位置づけはそのまま(といっても近年では中長距離指向の馬は2週間後のラジオたんぱ杯2歳Sに進む傾向が強く、クラシックとの関連はそちらの方が濃い)。過去10年20頭の連対馬のうち、19頭が前走1着(唯一マイネルラヴのみ2着)というデータが敢然としている。今年は各2歳ステークス馬が揃って出走する混戦ムードからこのデータを重視して予想したい。今の中山芝コースは「荒れ馬場」イメージを払拭する高速馬場であり、展開的にはゲイリーファントムが逃げるハイペースが予想されるため差し馬有利とみた。 | ||||||||
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ヤマノブリザード | |||||||
道営馬の身で札幌2歳Sを制した馬が、11月下旬に中央に転厩。それも日本でトップの藤沢和厩舎が管理。しかもヤネには先週から旋風を巻き起こしている英国リーディングのファロン(しかし発熱で今日ダウン、乗り替わりの場合は四位を予定しているから極端な鞍上弱化は心配ない)。札幌2歳Sで僅差で2着したマイネヴィータが先週の阪神JFで負けたためこの馬の評価もいまいち(単勝が7倍以上つく)になったが、ここでの着差は何度も前をふさがれたり他馬を押しのけたりしてのもの。不利がなければこの馬だけがもっと突き抜けていたに違いない。 | |||||||||
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バランスオブゲーム | |||||||
2歳馬のステップレースを見てきて、心から「強いなあ」と感嘆したのは、新潟2歳Sをおいて他にない。これまでは朝日杯では新潟の2歳チャンピオンは用なしの存在だったが、今年の新潟は改修されたことでその悪い流れが変わる予感。しかし3ヶ月ぶりの休養明けということと、外枠に入ったことがマイナスで、対抗まで。 | |||||||||
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ファストタテヤマ | |||||||
デイリー杯2歳ステークスでの後方一気の末脚は見事。このレースの定番サンデーサイレンス産駒が今年は1頭も参加が無く、SS後継種牡馬の1頭・ダンスインザダークとしては、ここが見せ場。 | |||||||||
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カフェボストニアン | |||||||
福島2歳Sの走りが印象的。持ち前の卓越したスピードが、今の中山コースにはばっちり合いそう。 | |||||||||
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[馬連] 10−14 20% 10−11 20% 6−10 20% 1−10 20% 7−10 10% 8−10 10% |
第53回朝日杯フューチュリティステークス 中山競馬場 芝1600m | ||||||||||||
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アドマイヤドン |
1 |
210円 |
1 |
130円 |
1-5 |
670円 |
1-10 |
760円 |
1-10 |
380円 |
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ヤマノブリザード |
10 |
190円 |
1-13 |
1870円 |
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スターエルドラード |
13 |
660円 |
10-13 |
2320円 |
一応押さえが的中。終わってみれば馬連1番人気決着でした。期待の◎ヤマノブリザードは4コーナーで大外を回った分だけ2着になりましたが、将来を感じさせる走りだったと思います。勝ったアドマイヤドンもなかなかですが・・・。 今年の朝日杯も前走1着だった馬(ヤマノブリザードの前走は地方のダート競走グラスワンダー記念2着だが、中央場所に限れば札幌2歳Sで1着)の組み合わせで馬連が獲れました。来年もこの戦法を忘れないようにしましょう! |