<レース予想>

第61回オークス  東京競馬場 芝2400m

レース傾向
4歳牝馬の最高峰レース。桜花賞とオークスは阪神から東京、千六から二四とがらりと条件が変わるのに、過去10年の連対馬は桜花賞からの直行組が最も多い。これはゆったりとしたローテーション(TR組は間隔が狭すぎる)とこの時期での完成度で押し切ってしまうからであろう。しかし今年の桜花賞はそれほどレベルが高いと言えず(阪神3歳牝馬Sのまんま)、活きのいい別路線組にも充分チャンスがあるとみた。また今日の雨の影響で明日の芝は稍重〜重と推察される。

8番
グランパドドゥ
桜花賞の前日、忘れな草賞を圧勝し、充分な間隔が開いた。2000mを連勝し、父フジキセキ母スターバレリーナからも距離に不安無し。2走前の未勝利戦は稍重での勝利であり、渋った馬場にも対応できる。ヤネはオークス2勝の「牝馬の河内」。

10番
バイラリーナ
3連勝中であり、特に前走スイートピーSで見せた東京直線上り34.9秒の末脚は魅力充分。今年の樫戦線はサンデーサイレンスのためにあるような様相を呈しており、SS産駒の中ではこの馬に注目。ただし騎手が小林淳ということで対抗止まり。

18番
マヤノメイビー
阪神3歳牝馬Sから桜花賞に直行して、稽古不足ながらも能力だけで2着を確保。今回は充分な稽古を積み、叩き2戦目となれば、前走以上のデキが期待できる。チアズグレイスは重下手であり、桜花賞組ではこれが安定度ナンバー1!四位への乗り替わりもグッド。

14番
カリスマサンオペラ
忘れな草賞では1番人気を背負った素質馬。前走4歳牝特で2着し、出走に漕ぎ着けた。前3、4走は稍重で連対を果たしており、また東京の長い直線+輸送を経験済みなのは強み。ちなみに私は長嶋監督の特にファンというわけではありません(「かりすま」「3」オペラ)。

馬券作戦

 [単勝]

  8  20%

 

 [馬連]

   8−10 20%   10−18 10%

   8−18 20%   10−14 10%

   8−14 10%   14−18 10%


<レース結果>

第61回オークス  東京競馬場 芝2400m

着順

馬番

馬  名

単 勝

複 勝

枠 連

馬 連

ワ イ ド

シルクプリマドンナ

5

370円

5

150円

3-6

1260円

5-12

1630円

5-12

680円

12
チアズグレイス    

12

260円

       

5-16

7600円

16
オリーブクラウン    

16

2430円

       

12-16

17390円

※結果は主催者発表のものと照合してください。


<反省文>

 私の○バイラリーナ▲マヤノメイビー△カリスマサンオペラが順番通り1着、2着、3着独占!!・・・・・・・あっ、10が抜けていました、11着、12着、13着独占の間違いでした。4頭選択して、いずれも3着に食い込まなかったのは、今年初めてです。◎グランパドドゥがなんとか見せ場を作り5着が精一杯でした。

 今回のオークスを総括するに、結果的には桜花賞の3着、1着で決まり、「桜花賞組組み易し、TR組勝機有り」という私の読みは根本から間違ってしまいました。それというのもコギャルでなくても超の上に超が付くくらいのスローペースで流れ、連対した2頭は好位追走、逃げたレディミューズとオリーブクラウンが4着、3着に残ってしまうくらいですから、これではせっかくの2400mという舞台がスタミナ勝負ではなく、瞬発力勝負になってしまい、もう一度桜花賞をやっているようなものになってしまいます。もっと果敢に飛ばす逃げ馬がいて、ゴール前はみんなばてばてで、その中から1頭(他の全馬が止まって見えるように)スタミナ馬が駆け抜けて来るというようなオークスを見てみたいものです。

 今日、オークスの直後、私の家の方では雷雨が上がって東の空にきれいな虹がかかっていました・・・・。だいたい女心が解れば、この歳まで独身でいないっつーの!