スキー

 私の冬の楽しみのひとつであるスキーのページです。私がスキーを始めたのは、大学4年生(22歳)の冬からですから遅い方なのですが、それから毎年こつこつとスキーに出かけています。


  • 私が行ったことがあるスキー場一覧
  • 草津ひとり滑りツアー記 

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    エリア

    ス キ ー 場

    私   的   短   評

    北海道
    ルスツスキーリゾート さすが北海道!雪質最高。転んでも痛くないから果敢に攻めて滑る練習ができ、実際にかなり上達した。年末年始に3泊したのでお金はえらいかかったけど・・・それなりの価値有り。朝晩の食事はバイキングにして、昼食はとらずに日中は滑りまくった。ゲレンデの中にあるコテージに泊まった。

    満足度  ★ ★ ★ ★ ★

    東北
    蔵王温泉スキー場 12月の初旬に行ったので、有名な樹氷はまだできていなかった。ゲレンデの中腹にあるロッジに泊まったので、荷物を持ってロープウェイとリフトに乗り、滑って行ってそこにたどり着いた・・・こんな経験初めて。「横倉の壁」にはまだ雪がついていなかったが、いつかはあそこを滑りたい。

    満足度  ★ ★ ★ ★
    アルツ磐梯スキー場 東北道・磐越道を使えばアクセスしやすいし、広くてコースの数も多い。磐梯尾根エリアの2kmのロングコースがなかなか楽しめる。

    満足度  ★ ★ ★ ★
    会津高原高畑スキー場 会津高原の一番奥にある穴場的存在のスキーヤーオンリーのスキー場。リフトの数は少ないが、最長滑走距離は3.5kmもあり、滑りごたえがある。ベースの眼前の斜面が結構きつい。

    満足度  ★ ★ ★
    会津高原台鞍山スキー場 初級・中級コースが多いが、「台鞍の壁」だけは斜度38度できつい。同じリフトに乗っても多数のコースを選択できる。

    満足度  ★ ★ ★
    会津高原たかつえスキー場 会津高原の代表的存在。標高差と奥行きがあり、最上部とベースでは天気が全く違うときもある。

    満足度  ★ ★ ★

    栃木
    ハンターマウンテン塩原 最も多く何度も行っているスキー場。とにかく家から近い。それでいてそれなりにコースバラエティーに富んでいる。晴天率が高いのも長所だが、強風だとゴンドラが止まってしまうこともまた多い。板を履いたままできるワックスマシーン有り(むろん有料)。帰りに鬼怒川岩風呂で疲れをとる。

    満足度  ★ ★ ★ ★
    エーデルワイススキーリゾート 初級者の練習場としては最適。中級者以上には物足りないかも・・・。

    満足度  ★ ★

    群馬
    武尊オリンピアスキー場 狭いスキー場だが、それなりに上級者でも楽しめる。上手な同級生にマンツーマンで指導してもらったので、1日でだいぶ上達した。

    満足度  ★ ★ ★
    川場スキー場 家から比較的近く、立体駐車場があるのが印象的。広さはそれほど感じないが、コースはバラエティーに富んでいる。

    満足度  ★ ★ ★
    草津国際スキー場 3年連続で平日ひとり滑りに行っている。8kmの超ロングクルージングが楽しめるのはここだけ。ほとんどのコースがスキーヤーオンリーなのも魅力。帰りに草津温泉につかるのも楽しみ。

    満足度  ★ ★ ★ ★ ★

    上越
    石打丸山スキー場 生涯で最初に行ったスキー場。ここでボーゲンから教わった。午後から最上部まで強制連行され、「ここから降りろ!」と突き放された。コースが階段状に延々と続いていたなあという苦い記憶しかない。

    満足度  ★(?)
    舞子後楽園スキー場 筑波大学の研修所が近くにあり、卒業してからサークルの後輩達と行った。滑りごたえという面では食い足りないかも。

    満足度  ★ ★
    かぐら・みつまた・田代スキー場 3つのスキー場が連結されている広大なスキー場。スキーを始めて2日目でもそれなりにロングクルージングを楽しめた。その後も何回か行っているが、標高が高いのでいつも雪質が良好。

    満足度  ★ ★ ★ ★
    苗場スキー場 日本一メジャーなスキー場というイメージがあるが、行った日はブリザードが吹き荒れていて、一番下のゲレンデしか滑れなかった。「寒い」という印象しか残っていない。帰りに車のドアのキー穴が凍って刺さらなくなった。

    満足度  ★(?)

    信越

    [志賀高原]

    一ノ瀬ファミリー・高天ヶ原マンモス

    一ノ瀬ダイヤモンド・山ノ神・西舘山

    東舘山・寺子屋・ジャイアント

    焼額山 など21スキー場

    とにかく広いの一言。全スキー場で共通リフト券が使用できる。全部回るには日帰りでは無理。雪質もすばらしい。大学の研究室の同窓会で2度行ったが、2回目でも大満足できるコースバラエティー。上信越道の開通でアクセスも容易になった。帰りには渋温泉の九湯巡りがお薦め。

    満足度  ★ ★ ★ ★ ★
    池ノ平温泉スキー場 スキーに来て最初で最後、交通事故(物損)を起こしてしまい、そのショックでスキー場の記憶が全くない。23歳の若気の至りであった・・・。

    満足度  ★(?)
    ARAI MOUNTAIN & SNOW PARK 大学の先輩のご実家が新井市にあり、そこにお邪魔して、春スキーを初体験した。4月だったので雪がべちょべちょ気味だったが、それで板への荷重感覚を体得できた。

    満足度  ★ ★ ★

    白馬
    サンアルピナ鹿島槍 2月の3連休に行ったのだが、交通渋滞と天候悪化のため1日目と2日目のナイターと3日目の早朝スキーしかできなかった。結局、家に着いたのは4日目の午前2時で、午前7時半には出勤のため家を出た。

    満足度  ★ ★(?)
     


    草津ひとり滑りツアー記

    日程:2001年2月27日(火)

    場所:草津国際スキー場&草津温泉

     私はここ数年、平日の天気が良い日を選んで、草津へひとりでスキーに出かけています。私的には「草津ひとり滑りツアー」と呼んでいます。このツアーの良いところは、

    1. 平日なので、道路、スキー場が全く混まないうえ、駐車場代は無料(休日は1,000円)、リフト券代は割引(4,700円→4,000円)。
    2. ひとりなので、自分のペースで無心に好きなだけガンガン滑れる。
    3. 草津国際スキー場は青葉山ゲレンデ以外はスキーヤーオンリー(去年までは全ゲレンデだったのに・・・)なので快適に滑れる。しかも8kmという超ロングクルージングが楽しめる。
    4. 天気が良い日に行くので、周辺の景色が絶景!しかも寒くない。車の運転も比較的安全。
    5. 帰りには温泉の横綱「草津温泉」につかって、疲れがとれる(リフト券+温泉のセットがある。4,200円。)

    などがあります。

     例年は1月の中下旬、つまりキュウリの収穫が始まる前の暇な時期を選んで行っていたのですが、今年はその頃他の用事で忙しかったので2月下旬にずれ込み、キュウリの出荷が休みの27日に行くことにしました。出荷がある日は午後2時までに収穫・箱詰めを完了させねばならないのですが、出荷休みの日は私が一人抜けても、両親だけでゆっくりとできるのです。おみやげに温泉まんじゅうを買って帰りましたけど・・・。

     朝5時30分に家を出発し、途中のコンビニで朝食を買いました(写真)。幸か不幸か高速道路はないので、国道50号→17号→353号→145号→292号と走り、午前8時50分には草津国際スキー場に到着しました。板をほとんど担がなくて済むので、いつも天狗山第2駐車場に停めることにしています。車でウェアに着替えて、いざゲレンデに出陣です!今日は雲ひとつない快晴です。

     草津国際スキー場のゲレンデマップは下図のようになっています。ベースの天狗山ゲレンデ、ロープウェイ山麓駅がある青葉山ゲレンデ、山頂の本白根ゲレンデの3エリアにおよそ大別できます。以下に、激しく転倒したら45,000円のデジカメが壊れる覚悟で、各ゲレンデを撮って回った写真を掲載します。ゲレンデマップからも各写真にイメージマップリンクを張っています。

    草津国際スキー場ゲレンデマップ

     

    [天狗山ゲレンデ]

    駐車場から見た天狗山

    天狗山トップから見たベース
     よく日曜の昼のニュースなどでスキー場の映像が流れるのは、ここのゲレンデが多い。  眼下は通称「天狗の壁」と呼ばれる急斜面。これ以外はなだらかでだだっ広い緩斜面ばかりで、初心者やファミリーが多い。ソリ用の動く歩道もある。

     

    [青葉山ゲレンデ]

    殺生クワッドリフト

    殺生リフトから見える風景
     殺生クワッドリフトは御成山ゲレンデから青葉山ゲレンデへ連絡している。途中で硫黄臭が漂う。  一番遠くにうっすら見えるのは群馬の象徴「赤城山」(だと思う)。

    殺生リフトから見た青葉山ゲレンデ

    青葉山ゲレンデトップから
     今年からスノーボードにも開放してしまった青葉山。3本のリフトがあるが、青葉山第3ロマンスリフトが動いているのを初めて見た。  右の方に見えるのがロープウェイ山麓駅。この斜面の左方面に行くと青葉山第3ロマンスリフトなのだが、行く手を阻むように「上級者コース」の看板が・・・。でもたいして手強くなかった。

     

    [本白根ゲレンデ]

    本白根ゲレンデ(本白根第2ロマンスリフト)
     今年は時期が遅く雪が多かったので、初めてこの本白根第2ロマンスリフトのゲレンデが滑走可能(以前来たときは雪不足で土が見えていた)になっていたので滑ってみた。アイスバーンのこぶ斜だったので少しは恐怖を感じたが、まあ難なく滑れた。

    振子沢コース

    清水沢コース
     細い谷間を振り子のように左右にくねくね滑っていくコース。この日は暖かかったので雪崩の恐れがあり、少し心配だった。  振子沢コースのバイパスのように平行しているが、こちらの方が比較的斜度がきつい。ここを高速でぶっ飛ばすのが最高に気持ちいい。

     

    [逢の峰ゲレンデ]

    逢の峰ロマンスリフトからの私の影

    ゲレンデトップからの眺め(東)
     本白根第2ロマンスリフトの対面に逢の峰ロマンスリフトがあります。  右奥にはっきり見えるのが榛名山、その左のさらに奥が赤城山。

    ゲレンデトップからの眺め(西)
     本当に雲ひとつ無い快晴で、遠く信州の山々がきれいにのぞめた。ここに登ってきた人はみんな足を止めて、景色に見入っていた。

     

     午後3時過ぎにもう充分滑ったのでスキーを終了し、草津温泉で疲れをとることにしました。天狗山第3駐車場に車を移し、そこから「西の河原露天風呂」に歩いていきました。ここは総面積500平方メートルもあり、まるでプールのような広さに驚きました。入浴料は大人500円ですが、温泉つきリフト券を買ったので、実質200円で入れました。お湯はぬるぬるして肌がすべすべした感じがしました。最近は循環湯を使ったインチキ温泉が横行していますが、ここは本物の温泉であり、西日を浴びながらの雪見風呂は、命の洗濯になりました。

     「西の河原露天風呂」は露天風呂だけしかありませんが、いろいろな温泉を楽しみたいのであれば(シャンプーや石鹸で体を洗ったりもしたいのであれば)、草津には「大滝乃湯」(入浴料大人800円)や「草津温泉館」(入浴料大人800円)などの施設があります。この他にも24時間無料の18の共同浴場や各旅館の内湯めぐりなどがあるらしいです。前2回は草津温泉館に入ったのですが、平日の夕方はほとんど貸し切り状態で、のんびりと温泉を満喫できました。

     「西の河原露天風呂」からあがって、西の河原公園を通って、草津温泉の中心地「湯畑」見物に行きました。ここで自宅で温泉気分が味わえる「湯の花」を生産しています。群馬県民なら誰しも知っている「上毛かるた」(小学生が子供会で強制指導され、県大会まである)では、「く」の読札は「草津よいとこ薬のいでゆ」であり、絵札は写真の左にある石塔(?)だったと記憶しています。あなたの周りに群馬県出身という人がいれば「上毛かるたの「く」は何?」と聞いてみましょう。ファイナルアンサーが間違っていれば、その人はニセ群馬県人かもしれません。ぶらぶら温泉街を歩いていると、まんじゅう屋がふかしたてのまんじゅうを配っていたので、試食してみて美味しかったところでおみやげの温泉まんじゅうを買いました。

     午後5時頃、草津を後にして家路につき、午後9時前には無事に家に着きました。今年の「草津ひとり滑りツアー」も、農家の特権ともいうべき平日利用のメリットを最大限に生かし、ちょっと優雅なリゾート気分を味わえることができました。ゲレンデには人がぽつぽつしかいないので滑りが制限されることはないし、リフトは全部ひとり乗り(6人乗りロープウェイも5回中3回はひとり乗り)、昼食の席の心配もなし、温泉も静かで自然の中に溶け込める感じです。これを経験してしまうと、土日の人が混み混みしたスキーツアー参加は気が進まなくなります。唯一の難点は話し相手がいないので、ちょっと寂しいくらいかな。でもたまには、知り合いが全くいない環境に自分を放り込んでみるのも、気分転換によいかもしれません。また来年も来たいと思いました。

     

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