稲作日記

2002年9月27日 曇り

籾すり・選別・袋詰め

乾燥済みのコシヒカリを籾すりし、選別して袋詰めしました。

 乾燥した籾を熱風乾燥機から排出し、籾すり機で籾殻を剥いて、玄米を取り出します。

 その籾殻はパイプを通って、西隣の田んぼに排出されます。

 ここには朝の光が植わっているのですが、なかなか登熟しなかったので、今日までコシヒカリの籾すりが延び延びになってしまいました。この籾すりのために昨日田んぼの一部を手刈りしました。

 この籾殻はくん炭や堆肥になって、キュウリのハウス土壌に施されます。これぞ循環型農業。

 籾すり機で取り出された玄米は選別・計量器に流されて篩にかけられ、商品価値のある玄米とくず米に分けられます。前者を正味30kgに計量して袋詰めします。

 袋詰めしたコシヒカリは、パレット上に並べて積み上げます。

 コシヒカリは30kg袋で75袋の収量がありました。反収で約7俵でした。福地農園のある板倉町の北地区一帯では、今年は軒並み不作で、コシヒカリは5〜6俵/反の農家が多いそうなので、まずまずといったところです。

 コシヒカリをフォークリフトで保管冷蔵庫の前に運び、あとは人力で入庫します。庫内は常に15℃以下に保ちます。

 通信販売でコシヒカリをご予約してくださったお客様の箱詰めも今日済みましたので、月曜日に発送いたします。


     

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