2005/6/28

促成キュウリ栽培終了


 6月28日、半年間続いた促成作型キュウリの栽培が無事に終了しました。

 今年の促成作型を振り返ると、2月の初期収量が少なかったものの、それ以降は全期を通じて収量が高く、特に4月後半以降は私が過去に経験したことのない忙しさでした。結果的には私が就農してから過去最高収量を記録し、昨年比でみても2割増しでした。しかし売上は、「豊作の年は単価が安い」という法則の通りで、平年並みでしたが・・・。

 特筆すべきは、病気の発生が少なかったことで、微生物農薬である「ボトキラー水和剤」を予防的に温風ダクトから散布したことが効果があったと思います。また、昨年苦しめられた褐斑病は3月始めの発生初期に新しい農薬である「カンタスドライフロアブル」を散布してから、ピタッと止まりました。そして暖房機が稼働しなくなった4月末にうどんこ病が一時激しく発生しましたが、これも昨年発売された「パンチョTF水和剤」を初散布して、それ以降は全く拡がりを見せませんでした。

 明日は半年ぶりに何にもすることのない、良い朝を迎えられるでしょう。朝寝というのが、憧れだったんですよね。


収穫最終日の姿

 

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