2004/11/26

抑制作型キュウリの総括


 11月21日に根を引き抜き、11月25日にキュウリ株を室外に搬出して、今年の抑制作型キュウリの栽培がすべて終了しました。

 今作は、猛暑の夏から始まり、台風の上陸、10月の長雨と続き、キュウリ栽培には大変な天候でした。晩夏〜初秋の東北産露地キュウリが台風でやられてしまい、9月播きの九州産も種の播き直しで出荷が遅れました。一時期は、台風の影響が少なかった関東物しか全国の市場にない期間ができて、板倉産キュウリも記録的な高値続きで取り引きされました。

 福地農園では例年より1週間早く播種し、整枝法を改良したため、最初の収穫の山がちょうど9月8日の高値ピークにぶつかりました。そして10月の長雨の期間は多少は収量が減ったものの全期間を通してでは昨年に続き過去最高の収量を記録しました。市場価格の高騰と高収量が合わさったため、お陰様で平年のおよそ2倍の売上高になりました。久しぶりに毎日がエキサイティングな収穫期間でした。

収穫末期のキュウリ
(2004/11/21)

兵どもが夢の後・・・
(2004/11/26)

 

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