2002/9/19

稲刈りが始まりました


 実りの秋を迎えた福地農園では9月19日から稲刈りを開始しました。
 まず手始めは5月19日に田植えした早生のコシヒカリです。今年はコシヒカリを倒伏させてしまう農家が多かったのですが、福地農園のコシヒカリを植えた3枚の田んぼは、穂肥を控えたためかいずれも倒伏を免れ、無事に稲刈りすることが出来ました。
 これからは登熟する順に朝の光を9月下旬に、あさひの夢を10月上旬に、月の光を10月上旬に、ゴロピカリを10月中旬に、みつひかり2003を10月下旬に稲刈りする予定です。これら自家分だけで面積が5町6反5畝あります。この他に現在のところ作業受託で4町5反2畝の稲刈り依頼があり、もしかすると福地農園始まって以来初の10町越えをこの秋に達成するかもしれません。


稲刈り風景

 稲刈りに先立ち、福地農園ではある2つの準備をしました。まず1つ目はコンバインのキャタピラーの交換です。現在の5条刈りコンバインはすでに10年以上を経ており、あちこちにガタが来ています。そのひとつで最も致命的だったのが、右キャタピラーのひび割れです。コンバインは反時計回りに作業するので、どうしても右のキャタピラーが傷んでしまうのです。9月17日に新キャタピラーが届き、井関農機の館林営業所長さんのご助力により、なんとか自分たちで交換することが出来ました。このキャタピラーですが、右だけでなんと50万円もするのです。クイズ$ミリオネアの獲得賞金の半分をここで使わせていただきました。


交換したキャタピラー

 次に大型の籾コンテナを載せる1.5トントラックの購入です。過去に大型の籾コンテナを使うときはトラクターのトレーラーで引っ張っていたのですが、狭い農道では転倒させてしまったり、スピードが遅かったりで隣町など遠方に稲刈りに行くときは戦力にならず、ここ数年は無用の長物状態になっていました。そこで、このISUZUのELF(エルフ)の購入となったわけです。このトラックは稲作以外でもキュウリの出荷が多いときなどにも役に立ちます。さすがに廃車寸前のところを10万円で払い下げてきたものですから、ボディのあちこちが錆び付いていますが、エンジンの調子は今のところ良いようです。


1.5トントラック

 

ホームへ戻る