2002/9/8

抑制キュウリの出荷始まる!


 福地農園では、9月6日から抑制作型キュウリの収穫が始まり、今日9月8日から群馬板倉農協野菜流通センターへの出荷を開始しました。

 今日はまだ最初なので、AM5kg箱×14ヶとBS5kg箱×3ヶの合計17ヶしか出荷できませんでしたが、1日毎にどんどん収穫量は増えていくと思います。今は主枝になっている果実なので、太い規格である「AM」が主体になってしまいますが、じきに側枝から穫れるようになれば細い「AS」規格や細くて長い平箱(50本詰め)出荷ができるようになります。

 今年の福地農園の抑制作型キュウリは、促成作型に引き続いて群馬板倉農協の「おいしいキュウリ」部会に所属しているため、品種は美味と評価されている久留米原種育成会の「アルファー節成」(台木はときわ研究場の「ひかりパワーZ」)で、肥料は有機肥料が主体(詳しくはキュウリ栽培日記2002抑制作型編ページをご覧ください)、農薬は通常の約50%使用という取り決めになっております。

 昨今の食品の偽装表示問題や無登録農薬使用の影響で、これまで以上に(過敏とも言えるほど)トレーサビリティ(その農産物が今までにどんな肥料や農薬を与えられてきたか等を消費者が追跡確認できること)に関心が集まり、主な取引先であるイオングループに対してはこれまで以上に詳細な栽培経過や防除日誌等を提出することとなりました。また無登録農薬についてはこれまでも使用していないし、また今後も使用しない旨の誓約書を捺印して提出いたしました。

 福地農園ではこの福地Web農園というサイトを通じて、栽培日記等で企業秘密を除く出来うる限りの情報を公開して参りましたが、今後もさらにその面を強化していきたいと思っております。それは通信販売で買っていただいたお客様に安心して食べていただきたいから・・・。

 

 

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