2006/5/17

田植え、いよいよ開始!


 5月15日、福地農園の田植えが今年もスタートを切りました。まず手始めに、半日でコシヒカリを9反3畝ほど田植えしました。

田植え直後のコシヒカリの田んぼ

 今年もコシヒカリ、あさひの夢、ゴロピカリの3品種を栽培します。品種の作付け比率は、3:13:2くらいになる予定です。

 昨年との変更点は、まず、育苗箱に施していた殺虫剤(ギャング粒剤)を1回目播種分の苗のみに限定し、2〜4回目播種分の苗はこの殺虫剤散布を省くことにしました。これは、初期に田植えするとそこに害虫が集中してしまうが、後期になれば害虫が分散するので必要なかろうとの判断からです。

 また、施肥方法を変更しました。まず、最初に溶燐を全田んぼに施肥しました。昔は溶燐を与えるのは常識だったそうですが、近年は止めていたのです。今年は原点回帰してみます。また、全体の約7割を占める「あさひの夢」の田んぼは側条施肥をやめて、代かき前に肥料散布機(ブロードキャスタ)で化成肥料をあらかじめまく方法に変更しました。一発施肥よりはコスト削減になりますし、田植え中に肥料の補充をしなくて済むので、田植えの作業時間の縮小にもつながります。

肥料散布機

 これから6月中旬までは、田植えを中心にキュウリも平行して栽培しますので、年間を通して最大の農繁期に入ります。昨年はイナズマヨコバイの発生等により、不作の年になってしまいましたが、今年は豊作を祈って頑張っていきます!このお米の予約販売は7月に開始する予定ですので、それまで稲作日記2006でご自分の食べるお米の育ち具合をこまめにチェックしてみてください。

 

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