第77回日本ダービー 東京競馬場 芝2400m | |||||||||
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競馬の祭典日本ダービー。例年なら皐月賞上位馬が人気になる展開が常だが、今年は史上空前の有力馬が揃ったといわれるように、皐月賞組以外の馬がそれぞれ強い勝ち方を経て、ダービーに駒を進めてきた。NHKマイルカップを日本レコードで勝ったダノンシャンティが骨折で取り消したのは残念だが、皐月賞馬ヴィクトワールピサを向こうに回して、青葉賞のペルーサ、プリンシパルSのルーラーシップ、京都新聞杯のゲシュタルトと多士済々。これらを比較する上で物差しとなるのが皐月賞2着馬ヒルノダムールであり、この馬を破ったペルーサ、ヴィクトワールピサは正に別格。 | ||||||||
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ヴィクトワールピサ | |||||||
ラジオNIKKEI杯→弥生賞→皐月賞と王道を往くヴィクトワールピサは、父ネオユニヴァースもダービー馬であり、「ダービー馬」の称号に最も相応しい。 | |||||||||
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ペルーサ | |||||||
藤沢和厩舎初のダービー馬を目指して出走するペルーサ。父ゼンノロブロイはヴィクトワールピサの父ネオユニヴァースに負けてダービー2着。世代を超えた因縁に決着をつける。 | |||||||||
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ゲシュタルト | |||||||
スプリングSでローズキングダム、サンライズプリンスを押さえて2着、京都新聞杯ではラN杯2着のコスモファントム、きさらぎ賞2着のレーヴドリアンを破って1着したのに、単勝12番人気は評価が低すぎる。 | |||||||||
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アリゼオ | |||||||
▲ゲシュタルトにはスプリングS、皐月賞でともに先着しており、新馬戦ではその後の皐月賞2着馬ヒルノダムールをも負かしている。 | |||||||||
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[3連単] 7− 9− 6 33% 7− 9−13 17% 9− 7− 6 33% 9− 7−13 17% |
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第77回日本ダービー 東京競馬場 芝2400m | ||||||||||||
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エイシンフラッシュ |
1 |
3190円 |
1 |
490円 |
1-8 |
16720円 |
1-7-8 |
10630円 |
1-8 |
4080円 |
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ローズキングダム |
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8 |
500円 |
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1-7 |
810円 |
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ヴィクトワールピサ |
1-4 |
1320円 |
7 |
120円 |
1-8 |
46210円 |
1-8-7 |
152910円 |
7-8 |
900円 |
「史上最強馬が揃ったダービー」などと喧伝された割には、1番人気、2番人気の馬が飛び、7番人気→5番人気で決まりました。みんなが牽制し合って、超スローから上がりだけの瞬発力勝負になった結果です。ゲシュタルトが12番人気から4着に入ったのが私の予想のせめてもの救いです。 |