<レース予想>

第61回朝日杯フューチュリティステークス  中山競馬場 芝1600m

レース傾向
2歳チャンピオン決定戦。今年も昨年当てた戦法で行くと、朝日杯FSと同じ中山の2歳マイル戦である土曜日の3R、5R、9Rが大いに参考になる。3つのレースで6頭の連対馬があったわけだが、実に興味深い血統傾向が現れた。それは6頭中全馬で父か母父がサンデーサイレンス系、そして特筆すべきは6頭中5頭が父か母父がナスルーラ系であった。距離こそ違えど11R(芝1800m)ディセンバーSでも母父トニービン(ナスルーラ系)の馬たちがワンツーを決め、特に2着馬は最低人気なのに父SS系×母父トニービンの血が開花した。さらに12Rは古馬戦ながら同じマイル戦で、やはり父SS系×母父トニービンの馬が勝ってしまった。朝日杯はSS系×ナスルーラ系の配合、特にトニービン系を重視する。

15番
トーセンファントム
父SS系×母父トニービンと血統がドンピシャ!中山マイルは外枠不利は百も承知だが、それでも是非とも買いたい1頭。東スポ杯では今回の1番人気を背負うローズキングダムと壮絶な叩き合いを演じ、33.4秒の末脚を繰り出した。このドリームジャーニー級の末脚があれば、外を回されてもきっちり差してくる!

11番
フローライゼ
父SS系×母父サクラバクシンオー(ナスルーラ系)とこちらも血統的には文句なし。◎トーセンファントムが2番人気に対して、こっちは14番人気と超穴馬。2歳のマイル重賞である新潟2歳Sの2着馬にこの評価は失礼。

9番
エーシンホワイティ
父サクラバクシンオー(ナスルーラ系)×母父SSの配合は○フローライゼと逆パターンなだけ。この馬も人気薄だが、6ハロン戦ではレコード勝ちを2度もしており、そのスピードは侮れない1頭。

1番
バトルシュリイマン
とにかくこのレースは1枠、2枠に入った馬の勝率が高い。1番枠と逃げ馬の組み合わせ、そして母父トニービンという3要素で押さえる。

馬券作戦

 [馬連]
 
  1−15 10%
   9−15 10%
  11−15  5%

 [ワイド]
 
  1−15 20%
   9−15 35%
  11−15 20%


<レース結果>

第61回朝日杯フューチュリティステークス  中山競馬場 芝1600m

着順

馬番

馬  名

単 勝

複 勝

馬 連

3 連 複

ワ イ ド

ローズキングダム

8

230円

8

120円

8-12

590円

2-8-12

1820円

8-12

260円

12
エイシンアポロン

枠 連

12

160円

馬 単

3 連 単

2-8

580円

ダイワバーバリアン

4-6

620円

2

290円

8-12

980円

8-12-2

6720円

2-12

810円

※結果は主催者発表のものと照合してください。


<反省文>

 久々にやってしまいました。予想した馬たちがビリから○→△→◎と並んでしまいました。逆的中です!

 朝日杯はやはり外枠不利、内枠有利ということをもっと念頭に置いて予想せねばと心に刻みました。