＜レース予想＞
第３３回エリザベス女王杯　　京都競馬場　芝２２００ｍ

レース傾向
 本来は秋の女王決定レースだが、ウオッカ、ダイワスカーレットが不在では駒落ちの感は否めない。押し出されて１番人気を集めるのはカワカミプリンセス。２年前の当レースで無敗のまま１位入線しながら降着となり、そこからケチの付き始めで不振に陥ったが、今年は復活の兆しが見える。しかし、３歳勢の中により魅力を感じる馬が存在する。

◎

１１番
 ムードインディゴ
牝馬３冠レースのたびに勝ち馬がめまぐるしく変わり、強さの世代間比較がよく論じられる現３歳だが、秋になって本格化したムードインディゴに◎を打つ。重馬場のローズSでは最速上がり（35.0秒）をマークし、秋華賞でも２番目に速い末脚（34．4秒）を繰り出した。これならば雨で馬場が多少渋ってもＯＫだ。

○

５番
 ポルトフィーノ
牝馬３冠は出走できなかったものの、女傑エアグルーヴの仔という良血であり、エルフィンSでは後の桜花賞馬レジネッタ、ローズS馬マイネレーツェルを軽く完封している。このレースはとにかく単勝２番人気馬が馬券によく絡む。

▲

１５番
 カワカミプリンセス
２年前のこの時期には間違いなく牝馬のトップにいた馬であり、もしそのレベルまで回復していないとしても、２年連続出走する馬がいないという今年のメンバーなら、充分勝負になる。

△

４番
 フェアブリーズ
外国馬は全くわからないので、保険の意味も込めて。ドイツ馬ということと、雨巧者ということで、おさえる。

馬券作戦

　[馬連]
　　５−１１　４０％

　[３連複]
　　５−１１−１５　５７％
　　４−　５−１１　　３％

＜レース結果＞

第３３回エリザベス女王杯　　京都競馬場　芝２２００ｍ

着順

馬番

馬　　名

単　勝

複　勝

馬　連

３　連　複

ワ　イ　ド

１

１６
 リトルアマポーラ

16

1320円

16

250円

15-16

1010円

13-15-16

1660円

15-16

410円

２

１５
 カワカミプリンセス

枠　連

15

110円

馬　単

３　連　単

13-16

1030円

３

１３
 ベッラレイア

7-8

560円

13

170円

16-15

3450円

16-15-13

12690円

13-15

210円

※結果は主催者発表のものと照合してください。

＜反省文＞

　発送直後にポルトフィーノがつまずいて落馬し、私のエリザベス女王杯は即刻終了となりました。桜花賞は前日に左寛ハ行で出走取り消し、オークスは直前に骨折、秋華賞はあと１頭というところで出走除外、そして今回は落馬・・・。これほどＧＩレースと縁がないのも、その良血さの裏返しで、悲運としかいいようがありません。そもそも私はこの馬が単勝２番人気だからこそ対抗に抜擢したのに、レース直前にはその２番人気の座はベッラレイアに移っておりました。