<レース予想>

第50回有馬記念  中山競馬場 芝2500m

レース傾向
GIのオーラスはグランプリ有馬記念。その年の集大成がこの有馬記念なら、今年の注目はやはり無敗の3冠馬ディープインパクトの古馬初対戦。レース中に躓いたり、出遅れたり、引っかかったりと子供っぽさを露呈するかと思えば、最後は圧勝してしまうその強さが魅力。対する古馬陣はここ2〜3年くらいの競馬界を支えたゼンノロブロイ、タップダンスシチーがラストランを迎える。世代交代なるか?古馬の意地を見せるか?それとも、あっと驚くダイユウサクの再来があるのか?

6番
ディープインパクト
7戦7勝、無敗の3冠馬がいよいよ競馬界の頂点に立つ。その年の菊花賞馬が有馬記念で勝った例はいくらでもあるし、今年の3歳世代が弱い云々は、全くナンセンスだと思う。ここでこの馬が勝てば、JRAはかつての競馬ブームの再来が来年来ると思っており、 ここはまず負けさせない!

14番
リンカーン
横山典といえば、GI2着が指定席。ジャパンカップではゼンノロブロイと差のない競馬をしており、2年前の有馬で2着した時のように早め抜け出しで、ディープの差しに相まみえる戦法をとると思われる。

3番
ゼンノロブロイ
この馬の強さは認めるが、昨年ほどの信頼感は薄れている(テイエムオペラオーの晩年に似ている)。

12番
ビッグゴールド
有馬記念といえばロベルト系。今年はこのビッグゴールド1頭のみの参戦なので、おさえる。

馬券作戦

 [馬連]
  
6−14 50%

 [3連複]
  
3−6−14 30%
  6−14−5、7 各5%
  
6−14−4、8、12、13、16 各2%


<レース結果>

第50回有馬記念  中山競馬場 芝2500m

着順

馬番

馬  名

単 勝

複 勝

馬 連

3 連 複

ワ イ ド

10
ハーツクライ

10

1710円

10

260円

6-10

750円

6-10-14

2970円

6-10

410円

ディープインパクト

枠 連

6

120円

馬 単

3 連 単

10-14

1610円

14
リンカーン

3-5

520円

14

330円

10-6

3320円

10-6-14

30500円

6-14

490円

※結果は主催者発表のものと照合してください。


<反省文>

 ディープインパクトは無敗のままの4冠制覇に失敗しました。しかし敗れたとは言っても堂々の2着ですし、充分古馬と渡り合えることを証明をしたわけですから、来年は楽しみですし、今回の結果も称賛に値すると思います。夕方の一般ニュースで、ディープインパクトが負けたことが、「ありえねぇ〜」くらいのテンションで報道されていましたが、競馬の世界では単勝1.3倍の馬が負けることなんて普通によくあることですし、これこそJRAが一切の八百長を行っていないことの証明です(今後の営業を考えたら、絶対ディープを勝たせていた・・・)。今日の女子のフィギュアスケートなんて、日本スケート連盟がCM(ロッテガーナチョコレート)に起用した3選手が不可解な採点の末、五輪代表に選ばれるという醜態をさらしました。以上は余談。

 ハーツクライは、宝塚2着、JC2着、有馬1着ですから、今日で引退したゼンノロブロイから古馬最強の称号を譲り受けたと言って良いでしょう。来年のGI戦線で、再びディープインパクトの先輩ライバルとして競馬界を盛り上げてくれることでしょう。そのディープインパクトはGI3勝、有馬2着ですから、年度代表馬当確ですね。3着リンカーンもよく見せ場を作ってくれました。そして4着には地方の雄・コスモバルクが入り、私はハーツクライさえいなければ、400倍の3連複が200円的中していたのですが・・・。競馬に「たら・れば」は意味がないのです。

 今年の私の戦績は、生涯初の年間収支プラスで終了しました。しかし、その中身は天皇賞(秋)の14万馬券的中によるものでありまして、年間的中率は13%台と散々な結果でした。試合に勝って、勝負に負けた気分です。