<レース予想>

第44回宝塚記念  阪神競馬場 芝2200m

レース傾向
2003年上半期のグランプリレース。初夏に番組されているためか有力馬の頭数が集まりづらい傾向にあったが、今年はその年のダービー馬まで初参戦し、やっとグランプリレースらしくなった。前日発売でヒシミラクルの単勝だけが異常に買われたり(午前中は1倍台の1番人気で最終的に2番人気)、函館で四位が落馬して怪我したり(福島でも5人の同時落馬事故が発生)と「荒れる」予兆が現れている・・・しかし過去5年で1番人気馬はすべて連対を果たしており、配当的にも堅く収まっているのが実状。まして今年は現在のJRAの横綱馬が顔を揃えており、強引な穴狙いは無謀というもの。今回は真の横綱競馬をみせてもらいましょう!

2番
アグネスデジタル
シンボリクリスエスが強いのはわかっているが、相手が6ヶ月ぶりの休み明けに対し、安田記念を快勝後で、しかも叩き3戦目なら当時最強を誇ったテイエムオペラオーを天皇賞(秋)で外差ししたあの豪脚が爆発するだろう。2200mが初距離で不安視されているが、この馬に限っては芝/ダートや距離、競馬場などの諸条件は超越できる能力があり、全く心配する必要はない。

5番
シンボリクリスエス
▲タップや△バランスが3コーナーからロングスパートしたところを直線で追いつき楽に抜け出すのだろうが、問題はその外から差してくる◎アグネスとの差し比べ。藤沢和厩舎の大一番でのぶっつけ勝負はあんまり良績が残っていない印象が強いため(数字の裏付けは取っていないが・・・)、対抗止まりとした。

16番
タップダンスシチー
宝塚記念は3コーナーからまくって、4コーナーでは5番手以内にいることが好走パターン。そのパターンにはまる馬の中で最右翼はタップダンスシチー。前年の有馬記念2着馬が宝塚記念で雪辱するというシーンは何度も観てきた。

12番
バランスオブゲーム
このレースで高配当を狙うなら3着に人気薄が絡んだケースを想定するのが妥当な線。そこでバランスオブゲームを指名。常に掲示板をはずさない堅実さと、ロングスパートが可能な点を買う。

馬券作戦

 [馬単]
  
2−5 40%  5−2 30%

 [3連複]
  
2−5−16  20%  2−5−12  10%


<レース結果>

第44回宝塚記念  阪神競馬場 芝2200m

着順

馬番

馬  名

単 勝

複 勝

枠 連

馬 単

ワ イ ド

10
ヒシミラクル

10

1630円

10

640円

5-5

13250円

10→9

27990円

9-10

3810円

ツルマルボーイ    

9

610円

馬 連

3 連 複

10-16

2020円

16
タップダンスシチー    

16

270円

9-10

14080円

9-10-16

30290円

9-16

1830円

※結果は主催者発表のものと照合してください。


<反省文>

 荒れる予兆を感じたなら、素直に穴馬券を買え!ヤンキースの松井が2試合(ダブルヘッダー)で満塁ホームランを含む6安打を放ち打率を3割に乗せる大爆発のパフォーマンスをしたなら黙って枠連「5−5」を買え(補:松井選手の背番号は55)!福島でメジロオルテガ(補:オルテガはサッカーのアルゼンチン代表選手)の故障で5頭落馬して大穴が出たなら、サッカーつながりでサッカーボーイの血統を買え(補:ヒシはサッカーボーイ産駒、ツルマルはサッカーボーイが母父)!t.A.T.u.は早よロシアに帰れ(補:全く関係なし)!

 昨日のヒシミラクル単勝1.7倍事件の真相は、午前10時55分頃ウインズ新橋に現れた中年男性が安田記念の的中馬券(約1222万円)を差し出して、換金せずにそのままヒシの単勝に全額つぎ込んだそうです。この転がし作戦は見事にはまり、この男性は約2億円を手にすることになりました。ネットの世界ではこの人物を、バックトゥザフューチャーになぞらえスポーツ年鑑を持ってタイムトリップしてきた未来人として崇めています。まさに奇跡!フジテレビの27時間テレビで内田アナの音痴が治ったのも奇跡!でも日テレの24時間テレビからマラソンとさだまさしをパクらなくてもいんじゃない?チャリティーしてないし・・・。この的中男性が勘違いして今日、日本武道館に的中馬券をビンに詰めて寄付したらもっと奇跡なのになぁ・・・。