第37回スプリンターズステークス 中山競馬場 芝1200m | |||||||||
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秋のGIシリーズの始まりは中山に戻った電撃の6ハロン戦スプリンターズステークス。ショウナンカンプが引退し、サニングデールが回避した今回、ここで引退が決まっているスプリントGI3連覇を目指すビリーヴを軸に、5戦5勝の上がり馬レディブロンドがどこまで食い下がれるかが大方の構図。 | ||||||||
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ビリーヴ | |||||||
これまでGIを制した舞台は中京、新潟と左回りの平坦コース。それが今回は右回りで急坂のある中山コース・・・。さらに前走セントウルステークスではテンシノキセキにまさかのハナ差負け。しかもこのスプリンターズステークスでの引退レースで飛んだタイキシャトルが頭から離れない等々・・・・。これだけマイナス要素が揃えば普通は消しの一手だが、再検討してみれば実は考えすぎではないかと思われる。まず前走だが、1着テンシノキセキの斤量が今回+1に対しビリーヴは−2。差し引き3キロもらえば、結果は自ずと逆転する。ちなみに3着デュランダル、4着アドマイヤマックスも+1と同様で、セントウルステークス組には当然負けようがない。また、右回りでも全10勝中7勝をあげており、中山と形態の似た阪神でも<2112>の好成績。アメリカで繁殖入りするプランがあり、箔をつけるためにもここは本気モードで挑んでくる! | |||||||||
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レディブロンド | |||||||
そのビリーヴを破る可能性を秘めているのがレディブロンド。5歳の6月にしてやっとデビューし、その後は破竹の勢いで6ハロン戦ばかり5連勝。ただ勝つだけでなく、その内容も1戦ごとにグレードアップしている。ロードHCの規約により牝馬は5歳で引退させるようで、もしかすると最後のGI挑戦となるかもしれず、勝負度合いは半端じゃない。ただし、鞍上が関東リーディングなのになぜかGIとは縁が薄い柴田善のため対抗とした。 | |||||||||
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デュランダル | |||||||
先々週までの時計のかかる中山なら要らなかったが、先週あたりから好天候と芝刈りを繰り返して徐々に時計が早くなっており、このデュランダルの末脚が脅威となってきた。 | |||||||||
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イルバチオ | |||||||
アイビスサマーダッシュでは有利な外側ではなく、馬場の悪い内側を鋭く差しきった。夏の勢いをそのままこのレースにぶつけた2年前のメジロダーリングの例もあり、この馬も軽視できない。 | |||||||||
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[馬連] [3連複] |
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第37回スプリンターズステークス 中山競馬場 芝1200m | ||||||||||||
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デュランダル |
8 |
810円 |
8 |
190円 |
5-6 |
790円 |
8-11 |
2320円 |
8-11 |
360円 |
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ビリーヴ |
11 |
120円 |
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8-13 |
490円 |
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アドマイヤマックス |
13 |
150円 |
8-11 |
940円 |
8-11-13 |
1170円 |
11-13 |
260円 |
ビリーヴ残念、またハナ差負け。デュランダルが最後方一気に差しきりました。それにしても▲−◎で決着しているのに、何で馬券は1円にもなっていないのでしょう?また武豊騎乗のサンデーサイレンス産駒(今回はアドマイヤマックス)に邪魔されました。レディブロンドがクビ差負けしていなければ3連複が的中していたのに・・・。レディブロンドにデザーモが乗ってればなぁ・・・。柴田善臣のGIはやはり要りません(キッパリ)。ということは、天皇賞(秋)のゼンノロブロイは用無しということ? |