第23回ジャパンカップ 東京競馬場 芝2400m | |||||||||
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日本一難解と形容される国際GIレース。初めて見る外国馬が大挙して参戦してくるわけだから馬券を獲るのが困難なのは当たり前なのだが、それでも22年の歴史によって、ある程度の傾向は確立されてきた。まず日本馬は『格』を重視し、対して外国馬は『日本の馬場への適性』と『体調』がポイントとなる。馬券的旨味があるのは、日本馬と外国馬を組み合わせて買うか、外国馬同士で決着の場合(→日本人は実力以上に日本馬を買いたがるから)。 | ||||||||
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シンボリクリスエス | |||||||
これまでJCを勝った日本馬は、その時々の日本の大将格であり、今年は古馬となったシンボリクリスエスこそがそれに該当する。青葉賞、ダービーを見る限り府中の2400mに不安はないし、不良馬場でも充分こなせるだろう。未知の外国馬が相手なので確勝は保証できないが、3着以内は確保するだろう。3連複の1頭軸にはこの馬がベスト。 | |||||||||
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タップダンスシチー | |||||||
日本の影の大将格はタップダンスシチー。有馬記念2着以来本格化し、宝塚記念では◎クリスエスにも先着した。さらに今年前半の長距離界を席巻したヒシミラクルも前走京都大賞典で完封した。展開的にも他に逃げ馬がおらず、この馬のペースでレースが進みそう。 | |||||||||
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アンジュガブリエル | |||||||
格ではジョハー、イズリントンに一歩劣るが、遠征経験のない馬や牝馬を買うくらいなら、2400mのスペシャリストのこの馬を買う。ドバイや香港のターフで好走していることから、ステイゴールドやエイシンプレストン、シングスピールらと同様で、日本の馬場にも適性があると判断する。 | |||||||||
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デノン | |||||||
去年9cm差で敗れたサラファンの半分馬主の関口氏が、JCで雪辱を果たすために購入したのがこの馬。2400mで2.24.0という速い持ちタイムもあり、重で<4112>の成績も心強い。 | |||||||||
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フィールズオブオマー | |||||||
今から10年くらい前はオセアニアの馬は黙って買いの時期があったが、近年はあまり参戦してこなくなり、今年ようやくコックスプレート(豪GI)の勝ち馬がやってきた。 | |||||||||
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[3連複] 1−5−9 30% 1−2−5 20% 1−4−5 10% 2−5−9 20% 4−5−9 10% 2−4−5 10% |
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第23回ジャパンカップ 東京競馬場 芝2400m | ||||||||||||
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タップダンスシチー |
1 |
1380円 |
1 |
280円 |
1-5 |
2290円 |
1→10 |
15660円 |
1-10 |
1710円 |
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ザッツザプレンティ |
10 |
300円 |
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1-5 |
470円 |
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シンボリクリスエス |
5 |
110円 |
1-10 |
7020円 |
1-5-10 |
4210円 |
5-10 |
570円 |
タップダンスシチーは2着に9馬身差をつけて一人旅を楽しんでいました。よっぽど府中の不良馬場が合っていたとしか言いようがありません。先頭から3番手まで逃げた馬がそれぞれ1着、2着、5着に入線したわけですから、全体的には前残りの競馬だったとしても、タップのつけた9馬身という着差は尋常ではありません。外国馬はシンボリクリスエスのみを目標にしていたためか、仕掛けどころを見失った格好になりました。 2着のザッツザプレンティは2歳暮れのラジオたんぱ杯でも重馬場ですごいパフォーマンスを見せていましたし、4着のネオユニヴァースともども重のダービーでも好走していました。重巧者という面とこの秋にきての成長がシンボリクリスエスの追撃を振り切った要因でしょう。それにしても菊花賞を獲らせてくれたこの馬を抜けにするとは・・・。反省してます。 外国馬は人気薄のタイガーテイルが外国馬中最先着(6着)を果たし、外国馬中2番人気のジョハーが16着に大敗しました。やはり外国馬の取捨は難しいです。私が推奨したアンジュガブリエル、デノンは全体で7着8着、外国馬中では2着3着でしたので、それほど的はずれではなかったと思います。フィールズオブオマーが殿負けだったことは触れないでください・・・。 |