<レース予想>

第20回フェブラリーステークス  中山競馬場 ダート1800m

レース傾向
例年なら府中ダートマイル戦で施行されるフェブラリーステークスだが、今年は中山1800m、つまり昨年秋のJCダートと同舞台。ならばJCダート上位馬を中心に狙っていけば的中への近道かというと、そうは問屋が卸さない・・・中山は直線が短く、砂厚があるため府中と比べると「重い」馬場と言われているが、週中の断続的な雨、そして前夜から朝にかけて雨が予報されているため、脚抜きのいい馬場が予想され、タイムも早い決着の見込みだ。その辺の馬場適性で、JCダートとは別のレースになりそうというのが今回の予想スタンス。

16番
アドマイヤドン
JCダートでは3着に敗れたが、目標にしていたゴールドアリュールを負かしに行っての結果であり、負けてなお強しの内容。今回は勝ったイーグルカフェにデットーリは乗っていないし、2着をすくわれたリージェントブラフも時計がかかる馬場でこそ活きる末脚の持ち主ということで、両馬は割り引き・・・・自ずとこの馬が浮上してくる。雨との適性は未知だが、ここ最近のダートGIに勝った馬は芝のマイルGIも勝っている馬が多く(クロフネ、アグネスデジタル、イーグルカフェ)、朝日杯FSを制したこの馬も条件にしっかり当てはまる。

6番
マイネルブライアン
昨秋、稍重で行われた武蔵野ステークス(今回と同距離・同コース)では10番人気を跳ね返して2着。前々走のベテルギウスステークスでは不良馬場でぶっちぎりの快勝。そして前走、重馬場の平安ステークスでも3着に粘ったあたり、相当な重馬場巧者とみて対抗に抜擢。

12番
ハギノハイグレード
雨がじゃんじゃん降って脚抜きのいい馬場になって持ち時計勝負になれば、メンバー最速の1分48秒7を昨年4月に計時しているこの馬が台頭する。人気もブービーだから、池添騎手も思いっきり競馬ができるはず。

2番
カネツフルーヴ
同型の先行馬が揃い、展開的不利が響いているのだとは思うが、前走交流GIを勝ったこの馬が裏3番人気ということはあり得まい。その前走川崎記念、それから昨年の帝王賞(交流GI)とも前残りで勝ったレースはいずれも稍重。逃げ馬に乗せたら右に出る者はいない中舘を鞍上に確保し、態勢は万全。

馬券作戦

 [馬連]
  
6−16 40% 12−16 15% 2−16 10%
  
2− 6  5%  2−12  5% 6−12  5%

 [3連複]
  
2−6−16  5% 2−12−16  5%
  
2−6−12  5% 6−12−16  5%    


<レース結果>

第20回フェブラリーステークス  中山競馬場 ダート1800m

着順

馬番

馬  名

単 勝

複 勝

枠 連

馬 単

ワ イ ド

ゴールドアリュール

5

310円

5

150円

3-4

660円

5→8

2150円

5-8

610円

ビワシンセイキ    

8

240円

馬 連

3 連 複

5-7

700円

イーグルカフェ    

7

280円

5-8

1370円

5-7-8

4390円

7-8

1380円

※結果は主催者発表のものと照合してください。


<反省文>

 ゲートから出た直後、アドマイヤドンはガクッとこけたでしょう!なんか走りがちぐはぐだなあと思っていたら2コーナーでレギュラーメンバーなんぞに不利まで受けてるじゃありませんか!最後までリズムに乗り切れずに11着に敗退してしまいました。

 私の予想の救いは、14番人気のカネツフルーヴを△に抜擢し4着、そして12番人気(前日オッズでは15番人気)のハギノハイグレードを▲にして5着と掲示板を確保したことです。

 馬券は獲れませんでしたが、なんとなく充実感があるのはそのせいでしょう。それともう一つ、実は雨が思っていたほど降らなかったので、6,000円くらい投資する予定を2,000円に減額していたのでした。

 ゴールドアリュールは昨年、最優秀ダート馬の栄誉を得ながらも決定後にゴチャゴチャ言われていたので、これですっきり心が晴れて、真の日本代表馬としてドバイに行けますね(アメリカはイラクに攻撃仕掛けたりしねえだろうな!)。海外遠征といえばアメリカの3冠レースに挑戦予定のスシトレインが今日のヒヤシンスステークスで7着にどん尻負けしてしまいました。なかなか難しいものですねぇ。