第70回日本ダービー 東京競馬場 芝2400m | |||||||||
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2000年に誕生したサラブレッドの頂点に立つ馬を決める競馬界至高のレース。下馬評では皐月賞1、2着馬が抜けており、皐月賞3着以下の巻き返しよりも、トライアル組の食い込みを期待する雰囲気・・・。ならばへそ曲がりの当欄では皐月賞負け組から本命馬を選ぶ戦法をあえて取りたい。今年のGIのトレンドはずばり『サンデーサイレンス産駒』(先週同舞台のオークスでもSS産駒が連を独占)。 | ||||||||
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サイレントディール | |||||||
人気ではSS産駒3強(ネオ、サクラ、ロブロイ)に一歩遅れをとったが、こちらも堂々のSS産駒であり、何よりも母父に東京のGIで良績を残すヌレイエフがいることが最大のウリ。天皇賞(春)→NHKマイルC→オークスと1番人気を裏切っている不調の武豊だが、この男を見くびったらその時こそ怖い。これまで1戦1戦ダービーを勝つためにこの馬にレースの中で教え込んできた形跡があり、ネオとサクラが牽制し合う中、豊マジックでサイレントディールが大外強襲する姿が目に浮かぶ。きさらぎ賞2着から雨も歓迎のクチ。 | |||||||||
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ネオユニヴァース | |||||||
過去5年のダービーで1番人気馬は必ず連対しており、過去10年にさかのぼっても連を外したのはたったの1回。レースでの器用さ、現時点での完成度ではやはり頭一つ抜け出しており、連を外すシーンはちょっとイメージできない。きさらぎ賞勝ちがあることから晴雨兼用タイプ。 | |||||||||
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ゼンノロブロイ | |||||||
山吹賞→青葉賞というステップは昨年の同厩シンボリクリスエスと同じで、しかもこちらの方がキャリアが浅いにも関わらず上がりタイムが一緒。リーディング厩舎としてはそろそろクラシックの栄冠が欲しいところで、今回こそ本気モード。 | |||||||||
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クラフトワーク | |||||||
青葉賞は勝ったゼンノロブロイに体をぶつけられたり、いくつかの不利を受けた上での3着。まともに走っていれば2着はあった。連続開催の荒れた中山を避け、ダービーに照準を合わせた陣営の方針に共感。 | |||||||||
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[単勝] [馬単] [3連複] |
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第70回日本ダービー 東京競馬場 芝2400m | ||||||||||||
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ネオユニヴァース |
13 |
260円 |
13 |
120円 |
2-7 |
760円 |
13→3 |
1210円 |
3-13 |
360円 |
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ゼンノロブロイ |
3 |
190円 |
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13-18 |
1220円 |
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ザッツザプレンティ |
18 |
520円 |
3-13 |
760円 |
3-13-18 |
5930円 |
3-18 |
2670円 |
4角から直線に入り残り400mまでは私のイメージ通りのレースだったのですけど、サイレントディールの差し脚が馬券対象には及ばずでした(4着が精一杯)。私の(勝手な)イメージではあそこから前を行く3頭をぶっこ抜きだったんですが・・・。 ザッツザプレンティさえいなければ3連複だけは的中していましたが、さすがに暮れのたんぱ杯で渋った馬場を制しているだけあって、重巧者ということなのでしょう。私も弥生賞で本命を打ち、皐月賞で▲にしているほどの大器(と確信していた馬)を、なぜここでは無視してしまったのでしょう・・・。 ネオユニヴァースは強いですねぇ。しかしゼンノロブロイも前に行って最後は差し返そうとしたくらいですからさらに将来性を感じました。 結局終わってみれば1着、2着、4着がサンデーサイレンス産駒。掲示板の残り3着、5着はサンデー直子(ダンスインザダークとバブルガムフェロー)の産駒。あらためて昨夏にサンデーサイレンスを失ったことが日本競馬界にとって大きな損失であることを実感しました。 社台はサンデーの穴を埋めるためにウォーエンブレムという米国の2冠馬を20億円で購入しましたが、種付けの季節になってこの馬がおすぎ&ピーコと同じ組合であったことが判明・・・。種馬としての価値が無くなってしまいました(競馬界では人工授精は御法度)。競馬を予想するのも難しいですが、競馬産業を経営していくのもなかなか難しいものです。 |