第126回天皇賞(秋) 中山競馬場 芝2000m | |||||||||
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秋の盾戦。今年だけ中山競馬場で行われるため、過去の天皇賞データがいまいち信用できない一戦となった。エアグルーヴの幻影が後押しして牝馬テイエムオーシャンが1番人気、同じくバブルガムフェローの再現を期待して3歳シンボリクリスエスが3番人気になるなど、この混戦をまさに象徴しているが、ジャングルポケット抜きの暫定チャンピオンを決定するレースとしてはふわふわした未知の期待感よりも、もっと「中山2000m」の実績を重視して予想するのが基本スタンス。 | ||||||||
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エアシャカール | |||||||
3歳時に中山2000mを弥生賞、皐月賞で経験し、それぞれ2着、1着と連絡み。中山コースは<2100>と相性がよく、まさに今年の秋天はこの馬のために用意されたもの。2000mの距離は<2411>と堅実で、陣営も「菊花賞を勝った頃の気合いが戻っている」とトーンが高い。そして何より特筆すべきは、先週の落馬で物議を醸した武豊が騎乗すること。大負けした次のGIでは必ずと言っていいほどリベンジを果たしてきた。内にささり癖があったこの馬を、ラチで封じて勝たせた菊花賞は今も記憶に残る。明日もごちゃつく4角から上手に抜け出させてくれるだろう。 | |||||||||
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ダンツフレーム | |||||||
前走毎日王冠で体重を落として5着に敗退して、今回の調教の動きもいまいちの評価で人気を下げているが、このレースと同じ舞台である皐月賞ではアグネスタキオンの2着(ちなみに3着はジャングルポケット)しており、ここでも充分勝負になるとみた。 | |||||||||
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サンライズペガサス | |||||||
<2301>と芝2000mの申し子であり、前走毎日王冠が中山初見参であったが、出遅れたものの0.4秒差の4着は確保して、何とか中山コースにもめどを付けた。近3走はラスト3ハロンを33秒台で差しており、外枠からスムースな競馬が出きれば勝機有り。 | |||||||||
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ブレイクタイム | |||||||
未知の期待感を否定しておきながらも捨てきれないのが、1600mより長い距離を経験していないこの馬。前走京成杯AHの勝ち方は圧巻であり、過去の秋天では名マイラーの活躍は珍しくない(府中だからっていう説もある・・・)。 | |||||||||
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[馬連] 14−16 9−14 10% 14−17 各25% 9−16 10% 16−17 9−17 5% |
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第126回天皇賞(秋) 中山競馬場 芝2000m | ||||||||||||
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シンボリクリスエス |
8 |
650円 |
8 |
200円 |
1-4 |
1000円 |
8→1 |
4020円 |
1-8 |
700円 |
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ナリタトップロード |
1 |
190円 |
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8-17 |
1040円 |
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サンライズペガサス |
17 |
200円 |
1-8 |
1720円 |
1-8-17 |
5640円 |
1-17 |
910円 |
他馬よりワンテンポ遅らして仕掛けた岡部騎手の好騎乗により、古馬と初対決となった3歳馬シンボリクリスエスが最強馬の栄冠に輝きました。54歳のベテランに拍手!また、ただもらいと言われた菊花賞をスキップしてこちらに目標を定めた厩舎サイドにも敬意を表します。 ナリタトップロードは最内枠を引いてしまったことで、ばっさり切りましたが、その実力はやはり堅実で、2着に突っ込んできました。しかしまた惜しくもGI獲りには失敗してしまいました。外に出すのに苦労したもんなあ。 さて、私の◎エアシャカールは最後しっかり伸びてきましたが、時すでに遅しの4着でした。▲サンライズペガサスは4角で勝ったかなと思わせる見せ場もありましたが、惜しくも3着。でも2頭とも健闘したクチではないでしょうか。 馬連「1−8」かあ。昨日の日本シリーズの勝ち投手が上原でなく桑田だったら、1000円くらい買い足したのになあ。でも敗け投手の松坂も「18」だったか・・・。 |