<レース予想>

第62回皐月賞  中山競馬場 芝2000m

レース傾向
クラシック第1弾は皐月賞。今年はドングリの背比べと評された桜花賞に対して、高いレベルでの混戦と言われる皐月賞。逃げ・先行馬が内枠に入り、差し・追い込み馬は外枠に入ったことにより、道中の隊列はすんなりできそう。さらに例年の荒れ馬場の中山と違い、今年は正月開催がなかったことでの高速馬場。こういう条件では、あまり展開云々に左右されず実力のある馬が実力通りの結果を残す公算大。予想の基本線はズバリ『横綱相撲』。

11番
タニノギムレット
重賞3連勝で、死角無し。特に前走スプリングステークスでは後方からの競馬を経験させ、どんな展開になっても対応できるところを証明して見せた。一瞬の爆発力はメンバー随一(→皐月賞向き)で、速い流れが予想される今回もゴール前の急坂で、その脅威の末脚でもってまとめて差しきる。

10番
ローマンエンパイア
弥生賞の2着は、本番への脚を測る試走に過ぎず、今度は脚を余すような乗り方はしないはず。いい脚を長く使うことにかけてはこの世代でトップであり、◎タニノギムレットを負かす可能性が最も高いのはこの馬。
(ちなみにダービーではこの馬に◎を打ちます。)

15番
ヤマノブリザード
ほとんど◎−○の1点で勝負したいのだが、見限れないのが2頭ほどいてその1頭がこの馬。弥生賞5着は不利があってのもので、叩き2戦目の今回は、必ず上がり目がある。2歳チャンピオン戦で2着、地方転厩馬、7枠15番とくれば、先週のアローキャリーとビンゴ。

16番
ファストタテヤマ
穴中の穴ならこの馬。常に34秒台の末脚が使えるこの馬が、前走若葉ステークスで追い込み一辺倒から脱皮して好位差しの2着。騎手も安田で穴の臭いがプンプンする。

馬券作戦
 [馬連]
  10−11 70% 11−15 10% 11−16 5%
               10−15 10% 10−16 5%


<レース結果>

第62回皐月賞  中山競馬場 芝2000m

着順

馬番

馬  名

単 勝

複 勝

枠 連

馬 連

ワ イ ド

ノーリーズン

2

11590円

2

1970円

1-5

2040円

2-9

53090円

2-9

10450円

タイガーカフェ    

9

450円

       

2-11

5050円

11
タニノギムレット    

11

130円

       

9-11

1180円

※結果は主催者発表のものと照合してください。


<反省文>

 女子柔道の田村亮子選手が12年ぶりに日本人相手に敗れ、パ・リーグ開幕以来11連敗していた千葉ロッテがようやく1勝をあげ、世の中の空気がなんとなく歪んでいた今日、皐月賞は史上最高配当の大大大大荒れレースになってしまいました。どうしてこうなったのだろう?その理由(ワケ)は無い・・・ノーリーズン。

 3着に敗れた◎タニノギムレットは1頭だけ脚色が違っていたのですが、大外を回っただけ連にも届きませんでした。しかし次走に望みをつなげるいい走りだったと思います。

 問題は○ローマンエンパイアの方。いいとこなしの14着惨敗。4角で最後方に置いてかれて、馬群に突っ込んでいくも全く伸びず・・・。本番でよそ行きの競馬を初めてしてしまいました。しか〜し、これでダービーでは確実に人気は落ちるだろうから、ダービーこそ自信の単勝勝負ができるってもの。東京の広々として長い直線こそ、この馬の本領が発揮できる舞台なのです。

 今日馬券を獲ったのは、おそらく阪神タイガースファンで、タイガーカフェから総流しかけた人だったりするんだろうな。うらやまし!