第5回秋華賞 京都競馬場 芝2000m | |||||||||
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秋の4歳牝馬チャンピオン決定戦として、平成8年からエリザベス女王杯(2400m)を引き継いだ。過去4回の内、3回が万馬券と荒れるレ−スとして有名。荒れる原因としては京都の芝Aコースの特性(直線短く、坂は無し、内より外有利)、若い牝馬の調整の難しさがよく挙げられるが、ハイペースからの追い込み馬の台頭が目立つ。今年もその流れなのかニホンピロスワンが割と人気だが、これらのことが周知の事実である以上、本当にハイペースになるのだろうか?私は今回、好位から連に残った経験があり、なおかつ鋭い末脚(できれば34秒台)を持つ馬に注目してみた。 | ||||||||
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トーワトレジャー | |||||||
前走ローズステークスで、後ろから突っ込んで3着に食い込んだ脚も見事であったが、元々は先行脚質であり、前々走TVh賞(1200m)で2番手追走から34.6秒の脚で差しきった点が評価できる。父はトニービンで、GI馬としては血統的に遜色はない。 | |||||||||
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ジェミードレス | |||||||
前走紫苑ステークスにおいて2着になり優先出走権を得たが、前々走さくらんぼステークスでは牡馬に混じって、2番手追走して最後は34.3秒の鬼脚で連に留まった。鞍上は名手岡部ということもあり、怖い存在。 | |||||||||
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マルターズスパーブ | |||||||
ローズステークスでは好位(4位)追走から2着に伸びた。前々走ラジオたんぱ賞でも牡馬を向こうに回して先頭でレースを引っぱり、2着に粘った脚は高く評価できる。 | |||||||||
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チアズグレイス | |||||||
ローズステークスは2番手追走から4角で先頭に立ち5着に敗れたが、桜花賞馬の休み明け初戦はこんなもんでよいのではないでしょうか?その分人気も落としているし・・・。牝馬といえば松永幹。今週の調教も桜花賞時と同じ、尻尾をぶんぶん振っていました。 | |||||||||
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[馬連] 5− 9 16.7% 9−11 16.7% 5−11 16.7% 2−9 16.7% 2− 5 16.7% 2−11 16.7% |
第5回秋華賞 京都競馬場 芝2000m | ||||||||||||
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ティコティコタック |
4 |
2710円 |
4 |
920円 |
2-7 |
4480円 |
4-14 |
30010円 |
4-14 |
7100円 |
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ヤマカツスズラン |
14 |
710円 |
4-5 |
4030円 |
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トーワトレジャー |
5 |
410円 |
5-14 |
3340円 |
馬券はまたはずれました。はずれたんだが、何となく充実感もあります。なぜなら、展開としては私の予想通りスローペースで進み前を追走した馬の勝負となり、「好位から連に残った経験があり、なおかつ鋭い末脚(できれば34秒台)を持つ馬に注目」という予想の方向性は間違っていなかったからです。 勝ったティコティコタックは、前走(千八メートル)4番手追走から終い34.9秒の脚で勝利していたし、また5走前でも千六戦で同じく34.9秒の末脚を繰り出していました。ちなみにヤマカツスズラン、チアズグレイスのGI馬2頭を除く7着までの馬は全馬とも34秒台の末脚を過去に計時していました。 ヤマカツスズランは休み明け叩き2戦目で、元々3歳牝馬チャンピオンなのだから2着は何ら不思議ではありません。私もシルクプリマドンナよりもよっぽど取捨を迷いました。 私の◎トーワトレジャーは3着に食い込み、面目躍如の格好です。△チアズグレイス(4着)、○ジェミードレス(6着)もまずまずの成績です。し、し、しかし▲マルターズスパーブはビリっけつでした。これで本当にブリーダーズカップに出走するのでしょうか? それにしても、「ティコティコタック」というのはアナウンサー泣かせの名前ですなあ。滑舌が良くないと、ゴール前で連呼できませんぜ。 |