第60回桜花賞 阪神競馬場 芝1600m | |||||||||
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今年最初のクラシック戦。サイコーキララが1番人気になると思うが、そう簡単には行かないレース。これまでも地方転厩馬や賞金抽選馬が活躍し、有力馬がハイペースに涙を飲んでいる。若い牝馬だけあって、実力はあっても前走での調子落ち(過去20年連対馬の前走は4着以内)や休養明け(昨年のスティンガーがいい例)では分が悪い。また岡部騎手はクラシック5戦の内、この桜花賞だけ勝っていない。 | ||||||||
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レディミューズ | |||||||
母シンコウラブリイはマイル戦で牡馬の一戦級と好勝負した馬。「競馬は血のドラマだ」。調教師は日本一の藤沢和で、騎手が名手岡部のコンビ。ここで岡部さんには桜花賞初勝利していただいて、スティンガーのリベンジと行きましょう。これがもうひとつのドラマだ。 | |||||||||
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フューチャサンデー | |||||||
No.1サイアー・サンデーサイレンス(ただし産駒は桜花賞未勝利)が送る最強の刺客。サイコーキララが無敗を誇るなら、こちらも無敗(ただし2戦)。でも距離がもっと長い方が良いような気も・・・よって、対抗止まり。 | |||||||||
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チアズグレイス | |||||||
こちらもSS産駒。サイコーキララとは2戦2敗(いずれも2着)だが、差は縮まってきている。前走の大敗は不良馬場によるもの。良馬場なら見直す手。今週の追い切りでの猛調教(鞭の嵐)がサイコー逆転への布石。 | |||||||||
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エアトゥーレ | |||||||
アメリカへの移籍が濃厚な天才・武豊をG I で無視してはいけません。JRAのサラブレッドインフォメーションでは「夢が桜色に染まります。」とのこと、8枠で決着する暗示か?またある意味今週注目の「森」厩舎。 | |||||||||
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[馬連] 5−17 16.7% 5− 8 16.7% 5−16 16.7% 8−17 16.7% 16−17 16.7% 8−16 16.7% |
第60回桜花賞 阪神競馬場 芝1600m | ||||||||||||
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チアズグレイス |
8 |
1590円 |
13 |
380円 |
4-6 |
7130円 |
8-11 |
8010円 |
8-11 |
2060円 |
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マヤノメイビー |
7 |
530円 |
4-8 |
1200円 |
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シルクプリマドンナ |
5 |
240円 |
4-11 |
1550円 |
G I 2レース連続で▲に予想した馬が優勝。今後は私の▲に大注目してください。結局暮れの阪神3歳牝馬ステークス(G I )の4着、3着馬で決まってしまいました。この間にこれらの馬を越える馬は出なかった、つまり低調な桜戦線だったと思います。 チアズグレイスの調教で、鞭を入れる度に尾を振っている姿を見て嫌う方が大勢出ると思い、秘かにほくそ笑んでいましたが、やはりピシッと決まりましたね。松永幹は本当に牝馬に乗せたら怖いですねえ。サンデーサイレンスの産駒はこれで5大クラシックを全部制覇しました。 マヤノメイビーの取捨は本当に迷いました。結局、後に古馬の牡馬と互角に渡り合えたスティンガーですら阪神3歳牝馬Sからぶっつけでは無理だったという過去の例から、今回は切りましたが、勝たないまでも2着はあるんですね。すごい悔しいです。賞金抽選馬はなぜか活躍しますね、このレース。 シルクプリマドンナははっきり言って最初から眼中にありませんでした。「なんでこんなに人気になるんだ?」と不思議がってました。関係者の皆様、申し訳ありません。 レディーミューズは直線全く伸びませんでした。岡部はまた勝てなかった・・・。藤沢厩舎だからという理由だけで本命に推す癖を治さなければいけませんね。 フューチャサンデーは道中全く流れについていけませんでした。買いかぶりすぎたかな。距離が伸びてから期待。経験を積むことが大事です。 エアトゥーレは発走して2秒でだめでしたね。武豊の調教後のコメントがやる気無かったんだよなあ。でも何とかしてくれる男だと思ったのに・・・出遅れてくれました。 サイコーキララは距離の壁でしょう。4着はそれでも立派です。石山、これでくじけるな。失敗は成功の母だ。まあ乗り方に失敗はなかったと思うけど・・。 <桜花賞の教訓> ・関西馬が有利(14連勝中) ・賞金抽選馬には注意! ・サンデーサイレンスの産駒は勝てないというジンクスは消えた ・岡部が勝てないというジンクスは残った |